良識と叡智を求めて

東日本大震災に学ぶ

1：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 16:03:42: このシリーズは、2011年8月以降に他ブログへ投稿したコメントの抜粋リライトを中心にまとめました。発言の引用もありますが、この掲示板が一段落ついたらリンク許可を申請します。
129：徒然人 :
2016/09/18 (Sun) 01:39:54: 2011年11月4日
佐藤優氏
文化放送「くにまるジャパン」

外交観点から見てアメリカと手を握るTPPに参加すべきだと結論。日本のバリアは難解な日本語だという。対中国姿勢は問題ないらしい。

以上引用

・アメリカやEUを中枢とする保護主義経済が発展すれば、最初は参加を嫌がってた中国は気分よくありませんよね。もし日本が対米貿易を重視した結果、日中交易が縮小して中国経済にマイナス要因となれば、関税障壁など中国が日本に経済制裁を加える可能性は否定できません。日本が中国やロシアとバランスのとれた交易をしないと、将来的には軍事衝突の危険性は無視できないと考えられます。
・(余談ですが、最近セキュリティーの話題が多いので)
高機能の匿名proxyは中国が多く、最低でもアノニマイザーかまして３段にすれば匿名性は高まる。アメリカのWebproxyをどこに挟むかで受信者から見える発信国が出てくる。私は国内の可能性も捨てきれない。トラフィックには限界があるからオーバーフロー狙うなら１段か２段かも。.binの辞書クラックは古いからね。torも進化しないと。telnetやarchyが懐かしい。gopherはなくなったのかな？
128：管理人 :
2016/09/16 (Fri) 19:45:44: 2011年11月7日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」
福島県のチェルノブイリ視察について言及しました。「農地が汚染されたときにはどれほど回復が困難か。実は歴史的に分かっていた」

福島の調査団でチェルノブイリを視察・調査なさった。あちらの専門家と意見交換をしたら、除染がいかに難しいか、実際、除染してもなかなかもとに戻らないことが多いということを言われて、非常にショックを受けていらっしゃるという。例えば農地の表土を剥ぐような除染はやってはいけないというような話があちらから出たようで。
(一度放射能に汚染された農地の)回復はできないのです。福島の方もそれを知らなければいけないと思います。むしろ国がちゃんとそれを説明しなければいけなかった。未だに何か除染をすれば戻れるというような宣伝を国自身が流してる国なのですね。日本の総理大臣が２回も伊達市と福島市に行って、除染の現場を見て効果が上がってるなあというパフォーマンス的に、国民に知らすというシーンをわざわざ演出した。
福島のほうが(チェルノブイリよりも)原発により近いところに生活圏があります。(チェルノブイリより)人口は集積している。より、生活を戻すのが厳しいと考えなければいけない。
以上引用(一部改変)

・国は妊娠・出産について制限をしません。妊婦に被曝の危険性を伝えることもありません。公式には放射能と先天性障害の因果関係を認めていないので、保障すらされない可能性が否定できません。これから多くの疾病や障害が発現することが心配されます。国が方針を換えて被災者救護(予防医学・被曝治療・避難指示の充実)に専心しない限り、救済の道は遠いと考えられます。私には生命の選択を云々する資格はありません。受胎をどうとらえるのか、胎児の生死を操作しても良いのか、出産後はどうするのか、親御さんには重い問題です。個人的な体験では、奇形の可能性がある状況で羊水検査をせずに出産を選びました。しかし、この決断は参考にしてほしくありません。状況が違います。月並みな言葉になってしまいますが、一刻も早く国が対策を講じるべきであると思います。
127：徒然人 :
2016/09/15 (Thu) 16:51:35: 2011年11月6日
東電会見
司会の寺澤という人物が平等党の田中記者に出入り禁止を伝えた。
瓦礫受け入れ決定から、平等党田中記者が出入り禁止になるまでの流れを整理すると。
＝＝＝＝＝
【１】岩手県の瓦礫受け入れ決定。
【２】瓦礫処理には「破砕処理業者」と「焼却処理業者」が関わる。
【３】瓦礫の破砕処理業者を決定。
【４】東京都が基準を設けて、焼却処理業者を「シンシア」と「東京臨海リサイクルパワー」の２社にしぼった。
【５】全ての破砕処理業者が、焼却処理業者を「東京臨海リサイクルパワー」を選んだ。
【６】東電の寺澤氏が「東京都が焼却処理業者を「東京臨海リサイクルパワー」に要請したと、事実誤認の発言をする。
【７】その経緯を追求した平等党の田中記者に、事実誤認をしたままの東電・寺澤氏が一方的に会見への出入り禁止を伝えた。
＝＝＝＝＝
以上引用

・そうですね。それぞれ責任ある立場の人間が役目を果たしてないですね。無責任が当たり前になっちゃった。狂ってます。
・東京の電力の一部を福島の原発でまかなっていたから、都が岩手の瓦礫を引き受けるのは理解できる。瓦礫が問題になった原因は放射能汚染にあるから、東電関連企業に処理させたい気持ちもわかる。ならば、会見でそこんとこを寺澤氏が訴えかけていれば良かったのね。
126：徒然人 :
2016/09/15 (Thu) 15:49:16: 2011年11月5日小出裕章氏ニコニコ生放送「小出氏自身が廃炉に向けて取り組みをする必要があるのではないか？」
「大学の教員は本来学生を教育するのが仕事なんですね。でも京都大学原子炉実験所という私の職場は学生がいないのです。研究と原子炉のお守りという仕事がある。私は放射性廃物の管理の責任を負うという部署で今仕事をしています。廃炉が必要になるわけですけれど、私のやっている仕事は直接的に関わっていますし、必ずやらなければいけない。私は一介の原子力の場にいる人間です。特殊ですので私に出来ることは私がやります。ただし私は、原子力以外のことは殆ど何も知らないし、何もできません。歌も歌えないし絵もかけないし、詩も書けないし、大工さんじゃないから家も建てられないし、ほとんどなにもできないという人間です。でも原子力の問題というのは、私たちがどうやって生きて、どういう世の中を作りたいかということですので、皆さん一人ひとりが必ず有効にできることがあると思います。皆さん一人ひとりの個性を発揮して、自分ができることをやる、ということをしていけば多分原子力は簡単になくなります。ぜひそうして欲しいと思います。」

以上引用

・小出先生は十分すぎるほど使命を果たしてこられました。常に真摯に現実と向き合い、私たちに語りかけて下さいました。今度は私たちが動く番ですね。福一を収束させる。被曝を縮小する。被災者を適正に救護する。原発をやめる。瓦礫を拡散しない。関税と自決権を守る。そうやって、日本を再生させるのです。国民各自が判断と選択を求められています。私たちの作意や無作為が、日本の命運を左右する時を迎えました。国家の未来は私たちの手にあります。政府もメディアも民がつくり出したもの。私たちはより賢明に、さらに強力に訴える必要があります。
125：徒然人 :
2016/09/15 (Thu) 13:39:46: 古賀茂明氏が先日ドイツの大統領との少人数懇談会に出席した。2011.11
『今ドイツヴルフ大統領との少人数懇談会に出席した帰りです。まさに公共哲学につながる話がたくさん出ました。ちよっと驚いたのは、ドイツ側が日本の経済界にエネルギー分野での協力を提案したら、日本側はみな後ろ向きだったという話。タブーなんですねと言ってました。』
引用元：http://twitter.com/#!/kogashigeaki/status/129538297566478336

以上引用

・ドイツには論理的思考と現実的行動の長い葛藤があります。観念論の世界では、ドイツに勝る国はないでしょう。言語学と思念の連関も歴史があります。日本人は論理ではなく情緒の世界に生きています。明解な論理的思考と意味のある行動が要求されている現在にあっても、いまだに未熟で方向おんちです。日本という国家を維持したければ、そう計画し実行すればよいのです。個人の資産や役職は国家が体を成す前提で保持が可能なのだから、国が滅べば意味がありません。憲法だって、思想言論の自由だって同じです。天皇制も例に漏れない。国家の主権と財政の掌握なしに、何も始まらない。主権の主張は外交での要であり、財政の源は国民です。この当たり前の事実に目をつぶって日本の明日はないのです。地球温暖化の前に日本という国が成立していなければならない。だから、京都議定書を破棄し、火力と水力を中心に再生可能エネルギーを組み合わせていくべきだと考えます。スマートグリッドが普及するまでは、火力水力に主軸をおかねばなりません。原発閉鎖は必然でしょう。電源を利権と搾取の道具にするのはもってのほかですが、原発は宿主を毀損するので、結果的にも不利です。ドイツには学ぶ点がたくさんあります。エネルギー政策だけでなく言辞と責任のあり方も。日本が進化しなければ淘汰され滅亡するだけです。何のために、何をなすべきか、総員の熟考を望みます。
124：徒然人 :
2016/09/15 (Thu) 02:58:23: 2011年8月10日
東電ﾌﾟﾚｽﾘﾘｰｽ「福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内の気体のｻﾝﾌﾟﾘﾝｸﾞ結果について」
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110810_04-j.pdf

時事通信『２号機、臨界でなく「自発的核分裂」=ｷｾﾉﾝ検出』2011年11月3日 17:09JST
http://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_336401

以上引用

・ｷｭﾘｳﾑの自発核分裂によるｷｾﾉﾝ発生ということで東電はけりをつけました。自発核分裂は超ｳﾗﾝ核種に特有で、ｳﾗﾝでもﾌﾟﾙﾄﾆｳﾑでも生じます。本当にｷｭﾘｳﾑ由来ですか？また、臨界という用語が一人歩きした印象がありますが、はたして臨界はなかったのでしょうか。本来臨界とは、一定の密度(濃度・純度)の放射性物質がある質量密集することで中性子が連続して核分裂反応を励起し、外部から中性子を照射しなくても連鎖的核分裂が継続する閉じた状態を定義します。この条件が満たされるのなら、規模の大小に関わらず臨界と呼べるのです。原子炉工学における臨界は、少し意味合いが異なります。制御材を抜き、燃料集合体としてﾕﾆｯﾄ化された燃料がお互いの中性子による核分裂反応を継続的に生じる状態が全燃料に波及した時点を臨界と称しています。今回問題となったのは、ﾕﾆｯﾄ形状を保持できずに溶解し崩落した融解燃料です。中性子を遮断する制御材もなく、燃料と被覆材のｲﾘｼﾞｳﾑ、容器材の鉄、多数の素材を複合した制御材(棒)が混じり合って、一部は合金化しています。放射性燃料の密度や質量が上昇していることは確実で、連鎖的な核分裂反応すなわち小規模臨界の継続が疑われます。テルル、ヨウ素、キセノンがずっと計測されているにも関わらず、東電は各号機格納容器底部の中性子線量を公開せず、圧力容器にこだわる。メルトスルーした融解燃料の状態も把握できません。小規模臨界を推定しながら情報を小出しにする東電首脳と保安院は姑息です。応援を呼び50歳以上に犠牲を募りなさい。不足を訴えなさい。迅速化を図るのです。資金難で中断となれば状況は悪化します。ですから公的資金注入による国有化が急がれるのです。保安院の許可は不要です。福一を熟知するあなた方にお願いします。現状を暴露し、具体的支援を要請して下さい。
123：徒然人 :
2016/09/15 (Thu) 02:20:07: 平成23年11月2日
経産省官僚であり、京都大学准教授の中野剛志氏
毎日放送「たね撒きジャーナル」
TPP参加について批判的に語った。毎日新聞の内部文書スクープも転載。
中野剛志が批判！ TPPでアメリカに媚を売らなきゃと日本側が考えている理由。

毎日新聞のスクープを引用）
ＴＰＰ：政府、文書に本音　１１月表明「米が最も評価」

http://mainichi.jp/select/biz/news/20111028k0000m020158000c.html

・この内部文書とやらですが、どう見ても駄作です。これを書いた人、信じる政治家の正気を疑います。いくら結論ありきとはいえ、高校生だってもっとマシなものを書きます。こんな調子じゃ、これからの外交が思いやられます。大丈夫か日本？
122：徒然人 :
2016/09/15 (Thu) 01:32:29: 2011年10月30日
NHK教育テレビ
ETV特集「果てしなき除染〜南相馬市からの報告〜」

南相馬櫻井市長が「国力」について言及していたことが印象的です。東京大学アイソトープセンター長の児玉龍彦氏も出演しています。
広島型原爆１６８個分の放射性セシウムが環境中にばらまかれた福島原発事故。内部被ばくの専門家である東京大学の児玉龍彦教授は国の無策に怒りを隠さない。

以上引用

・むりですよね、除染。みんなが被曝しながら必死に作業しても、ドンドン飛んできてまた除染。そうこうしているうちに、排水と廃土が二次汚染を引き起こし、国やら県やらの監視かいくぐって産廃業者があちこち運ぶ。除染やればやるほどひどくなる。隔離と除染を区画し、汚染山林は原則処分場にするしかない。全国にゴミ撒き散らしてちゃいけない。
121：徒然人 :
2016/09/15 (Thu) 01:28:54: 2011年11月2日
小出裕章
毎日放送「たね撒きジャーナル」
福島第一原子力発電所の2号機でのキセノン検出報道をうけて再臨界と爆発の可能性について語りました。福一原子炉の構造が鍵です。チェルノブイリや「もんじゅ」との違いにまで言及しています。小出裕章が「2号機キセノン検出」を分析ーー1,2,3号機に再臨界の可能性。原子炉が融けやすい構造のため多分暴走しない。
以上引用

・小出先生の解説がわかりやすいですね。原子炉の暴走による核爆発はないだろう。原子炉自体が壊れているから、効率のよい核分裂は起きにくい。その通りだと思います。単発的な核分裂や小規模臨界は起きる可能性は十分あるし、それによって核種拡散がひどくなるかもしれない。しかし、爆発して炎上する可能性は低い。水素爆発や水蒸気爆発の危険がなくなったわけではないのです。大気中や海洋への漏出は継続していますし、放射性瓦礫は全国にばらまかれつつあります。食糧汚染も先が見えない。
120：徒然人 :
2016/09/14 (Wed) 00:46:42: 2011年10月20日
読売テレビ「かんさい情報ネットten！」
特集「ゲキ追」
SPEEDIに関して報じています。その中で、原発立地周辺地域が避難計画を作成する際にSPEEDIデーターを利用できない点について言及しています。このままでは、次に原発事故が起きてもSPEEDIは公開されない。だって今も公開されてないんだもの。
以上引用

・結局、国民を守るためではなく、政府が国内を統制する道具なんですね。だから公開しない。被曝は続いているというのに、子どもたちや若い世代を守ろうと考えていない。国にとって、被曝による健康被害は都合悪い。世論が目覚めることは、なお迷惑なんですね。だから、政府は情報管制を強化し、報道はそれを察して自主規制。常に国民はカヤの外。血税注いだSPEEDIが情けない政府のオモチャにされている。従事する職員に流出させるだけの良心はないのか。悲しい国だね。
119：管理人 :
2016/09/13 (Tue) 02:15:07: 2011年10月25日毎日放送「たね蒔きジャーナル」特集「"ふくしま集団疎開裁判"とは？」弁護団代表の柳原敏夫氏が電話出演し、裁判の実情を詳しく語りました。

以上引用

・勝訴してほしいが、国が年1から20ミリシーベルトまでの間で自治体の事情によって被曝上限を定めるとした以上、その基準を無効だとして争うなら国が相手になります。あくまでも自治体を訴えるなら、国の基準を超えた環境下で教育がなされている証拠が必要でしょう。それよりも東電に移転費用を請求してはいかがですか。精神的苦痛も賠償の対象になります。もしお子様が精神科医から放射線管理の不備による事象が原因のストレス障害や神経症と言った病名を告知され、投薬とカウンセリングを指示された場合、勝訴の見込みがあります。但し、刑事と民事と両方やることになり、詳しい診療記録やカウンセリングノートを公表しなくてはならず、家族の秘密が暴かれる可能性もあります。また、自治体や学校と敵対することとなり、もし勝訴しても地域との人間関係が壊れる心配があります。私としては、訴えずに調停ですますことをお勧めします。皆様方の勝利をお祈りしております。
・頑張って下さい。気持ちは伝わっています。身の安全と健康に気をつけて。活動中に刺されたり、風邪で倒れては闘えません。奮迅を祈ります。

・福島の女性へ
あなた方の怒りと悲しみ、悩みと苦しみは、私のなかに、私たちのなかに存在します。整然と非暴力をつらぬき通して下さい。それが私たちの強固な意志、国への訴えをしめします。じっと彼らを見つめて下さい。丁寧な態度と熱心な説得で、静かな連帯の輪を広げましょう！私たちの心はあなた方と共にあります。

・粗雑な言葉は不要です。暴力を煽るために罪を犯さないで。陳腐な革命論を振りかざして粋がってはダメ。まだ公安が現役だってこと。武力闘争やるヤツはネットのスキルが足らん。もっと勉強！階級闘争は古い。現実を見なきゃ。東電株は暴落し、財政破綻直前の日本に何が残る？市民が自ら勝ち取るしかない。巨額の賠償金どう捻出する？難癖つける暇あったら、賠償スキームでも考えることさ。それとも除染に参加して精神叩き直す？角度が違う。突っ込みが甘い。なすり合いしてどうすん？日本が破産宣言する前に賠償させんと意味ない。除染に参加するのはやむを得ないから。そこ突っ込むな！
118：管理人 :
2016/09/13 (Tue) 02:07:12: ・焼却によって微粒子となる放射性セシウムは、焼却炉に設置されるフィルターでは完全には捕捉できないことが分かっています。セシウムは水銀に似ており、更にたちが悪い。すべてのゴミ焼却炉に高性能な設備を取り付けるつもりは無さそうです。セシウムは融点が低く標準状態では液体です。また沸点も670℃前後と、加熱により容易に蒸発します。であれば、標準状態で拡散、加熱により蒸散することになります。アナの説明不足のためか、小出先生は焼却を意識されてなかったようですね。

以下引用

2011年10月26日小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」
リスナーからの質問に答えました。原子力の日に関して、一関のホットスポットに関して、積雪の際の放射線量低下に関して、汚染されたお茶の飲用に関して、ガンダーセン氏の発言に関して、などなど多くの質問に小出裕章氏が答えています。小出裕章がやんわり否定？ガンダーセンの「セシウム再揮発説」しかし……。重要Q＆A6つ。
117：管理人 :
2016/09/13 (Tue) 00:02:54: 徒然人
11.10.27 17:06

・多くの農村は農協(農政連)と自民党の地盤です。個人営農家を保護したいなら、親米解放路線の自民・民主とは縁を切るべきです。今さらTPPに反対しても白けます。経済界もどうかしています。計算が出来ないのか、お人好しなのか。総じて国難を意識していない。疎開した方やとどまった人々を本気で救おうとしてない。この大事変を乗り切るには鎖国に等しい保護貿易と、自治体の枠を超えた措置が必要です。
116：管理人 :
2016/09/12 (Mon) 23:25:15: 徒然人
11.10.25 18:08
・福一の事故は迷惑かけたでしょ？原発が大事故おこしたら困るんじゃない？地震大国に原発は不適当です。さっさと閉鎖して、関連資産売却するほうが建設的。財政がパンクしそうなのに原発維持に税金つぎ込んでは無駄。来年度以降、まともに予算編成できるの？ブロック経済で市場解放なんて馬鹿らしい。国内の再興が優先でしょ？

・ご指摘ありがとうございます。財政が破綻しかけている状況だからこそ、原発とリンクさせるんです。もう一度事故起きたら日本が終焉を迎えそうだから。原発の恩恵や功績は、事故の被害で相殺され、かえって損失が出ています。世界からアホ呼ばわりされて、どうやって信頼を維持するんですか？苦しみは企業だけではない。一人ひとりの国民が損害を被っているのです。まともな言論を展開しましょう。
115：徒然人 :
2016/09/12 (Mon) 15:46:01: 2011年10月20日
原子力損害賠償紛争審査会
瀬戸孝則福島市市長

福島市の「今の問題点」がわかる、市長のかなり踏み込んだ発言（原子力損害賠償紛争審査会）

以上引用

・福島市長の発言は本音だと思います。本当なら国と東電が素早く手当てしなきゃあならないはず。市長としては県に対する恨みもあるでしょう。地元住民の生の声を受けるのは市区町村ですね。ここの首長がシッカリ訴えないといかん。情緒も必要だが、今はガンガン強訴して下さい。期待してます。
114：徒然人 :
2016/09/12 (Mon) 00:46:30: 2011年10月19日
古賀茂明氏
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」上杉隆氏とも共演

古賀茂明が説明するTPP「日本が破綻したときにTPPより激しいことをやんなくちゃいけない」

以上引用

・古賀氏の考え方そのものには異論ありません。もともと日本は借金でボロボロです。だから、破綻する前に関税を撤廃して国民の生活を支えるという視点は問題ありません。ただし、アメリカや中国との交渉力があり、国内財政を本気で立て直せる場合に限っての話です。私は政府与党や自民党、財界、その他利権をはむ連中を信用していません。だからTPP参加には反対です。ただでさえ生産者の生活は楽じゃない。それを淘汰したとして、生活保護に近い補助を行えば食管法時代の休耕と同じことです。アジア諸国でもアメリカなど穀物メジャーの進出を許し食糧自由化を推し進めたところは、地主と小作人という格差がひどくなり、国土は疲弊しています。中国が反発し、アメリカが主導権を握る状況で、良識のない政治家に梶をきらせることは危険です。近い将来日本の財政は破綻します。震災や福一の復興をケチっても止められません。急激な外圧による介入を避け、内政の健全化による建て直しを図るべきだと考えます。
113：徒然人 :
2016/09/12 (Mon) 00:38:35: 2011年10月20日
詩人アーサー・ビナード氏
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」
日韓EPA交渉の失敗について批判しました。それがTPPへの流れになっていると指摘しています。アーサー・ビナードが批判！ TPP議論「ギリシャになっちゃマズイ」は、ギリシャみたいに日本人が目覚めちゃマズイって意味？

・ビナードさんは鋭い！私も細やかな２国間交渉は良いと思います。復興がいつになったら果たせるのかわからん現状では、グローバル化の波に乗らず保護貿易に徹すべし。ハゲタカについばまれハイエナに食い荒らされるだけだ。アジアの包括交渉も感心しない。日本はアジアの盟主ではない。だから多国間の縛りは日本に不利なだけ。ギリシャでは国民が本気で怒ってます。一部は破壊や暴力にうったえてるが、ほとんどは善良な市民、それも公務員です。日本のマスコミは下手ですね〜。ギリシャのデモや経済破綻を流しておいて、日本人の心理を読まない。私は自衛隊が蜂起しないかと心配してます。どんだけ政府がバカやってもクーデターは止めてね！デモやストには賛成ですが、暴力はいかん。相手に制圧する理由を与えてしまう。
112：徒然人 :
2016/09/11 (Sun) 21:49:20: 2011年10月18日
上杉隆氏
文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」

3.11以降のメディアに関する問題点について言及しました。
上杉隆と大竹まことの、3.11以降のメディアについての考え方の「差」。

以上引用

・私も大竹さんと同じような事情ですね。やはり世代の特質が出ているのか、ソースを疑う術を持っていないとメディアの穏健な報道を鵜呑みにします。ローテクですが、口伝えで説得することにしています。なかなか真意を理解してもらえずガッカリすることが多いのですが…。

・日本人の体質なのでしょうか。耳障りなセリフは聞きたくないと耳をふさぐのは。なんぼなんでも、マスコミがこれだけ一色に染まったら違和感を感じて普通だと思います。それだけメディアの責任は重いのに、真相を報道しようとしない。暴露記事ばかり流せと言ってるわけじゃない。せめて公正な扱いを期待したいのです。

・真鍋かをりちゃんはキチンとセーブしてますね。大竹さんも、世代を代表してる。ただ、こんだけマスコミが堕落してると、メディアの記事を疑っていかな〜いかんです。情報を取捨選択しなくちゃならない。個人の良心と知性が問われます。センスですね。
111：徒然人 :
2016/09/11 (Sun) 21:25:34: 毎日新聞　2011年10月19日　東京朝刊

東京都足立区立東渕江小で毎時３・９９マイクロシーベルト（地上５センチ）の放射線が計測された問題で、区は１８日、周辺の除染を行い、毎時０・１５マイクロシーベルト（同）に下がったと発表した。
区は同日午後、高い放射線が確認されたプール機械室の雨どい下の土壌の表面約１０センチを削る除染措置を実施。汚染土は袋詰めにし、約４・５メートル離れた敷地内の地中に埋めた。同校は体育の授業を中止したり、休み時間に児童が校庭を利用しないよう呼びかけるなどした。
同校に通う１年の男児の母親（４２）は「健康に影響がないと言われているが、すぐに信じられない。経過をきちんと説明してほしい」と訴えた。同校によると、保護者から１０件近くの問い合わせがあったが、混乱はなかった。【吉住遊】

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111019ddm041040094000c.html

・屋外で線量計測やって3.99マイクロシーベルトなら、曝露率30％で年間推計1ミリシーベルト超えます。子どもにはキツいです。
110：徒然人 :
2016/09/11 (Sun) 20:23:51: ・本来、核種の飛散を隔離し、どこにあるかわからない燃料集合体の探索が急がれるはずです。避難地域の除染よりも先です。除染する暇があったら、移住を促進し、被災者を支援しつつ事故の早期収束に注力すべきでしょう。マスコミはそれを報道しなければなりませんね。
・計画停電では、確か死者も出たはず。東電が謀略で殺したも同然ですね。首都の動力源を担っているのに、なぜこうも無法を押し通すかなぁ。悲しいです。
・そうですね。私も親として同感です。小出先生を批判するサイトを見ましたが、論理展開がむちゃくちゃでまともじゃない。今いちばん信頼できるのは小出先生と今中先生ですね。実務的には児玉先生かな。
11.10.18 21:04
109：徒然人 :
2016/09/10 (Sat) 02:03:26: 2011年10月13日
詩人のアーサー・ビナード氏
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」

日本の崩壊しかかっている社会保障制度とTPPを関連付けて意見を述べています。
「アーサー・ビナードがTPP批判！社会保障制度の崩壊を、官僚はTPPのせいにする最悪のシナリオ！」

・日本の国土は狭い上に資源も乏しい。食糧だって極めて厳しい状況ですね。工業にしても、良質の原料が安く入ってこなくなれば輸出に見合う利益は出ません。逆に農工以外の分野でも外資の参入が進み、相場に依存した社会保障制度へと変化する可能性があります。金融が緩和されると、年金制度が維持できません。そして今回の被災です。国の対策はガタガタで、これからもっとひどい状況になるでしょう。その非常時にTPPやったら、公的扶助は崩壊します。質の良い格安の医療もなくなり、福祉は縮小の一途をたどるでしょう。ハゲタカを招き入れるつもりですかね？
108：徒然人 :
2016/09/10 (Sat) 01:32:19: (産経新聞2011.10.11)南相馬・旧準備区域７カ月ぶり保育園再開　園児・職員減、転園増も東京電力福島第１原発事故に伴う緊急時避難準備区域の指定解除を受け、休園していた福島県南相馬市の原町聖愛保育園など私立の保育園と幼稚園が１１日、７カ月ぶりに再開した。
聖愛保育園などは再開に備え、夏ごろから遊具や園庭を除染するなど受け入れ態勢を整えてきた。
この日再開の青葉幼稚園では約２２０人の園児が原発事故後、約２０人に減り、５人の職員が辞めた。ほかの保育園などでも子どもの転園が相次いでいる。
南相馬市の旧準備区域内にある公立の保育園と幼稚園は再開の見通しが立っていない。市教育委員会は「在籍している子どもが震災前と比べて激減している。教員や保育士も戻ってきておらず、園を開けるほど確保できない」としている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111011/fks11101114070003-n1.htm

以上引用

・アホらしくて話にならん。移住と帰宅を分けて、帰宅地域は除染と密なスクリーニングすまさんと、大量被曝してしまう。佐藤知事はバカか！避難した方々にはまだ被曝の度合いが低い人もいるだろうに、被曝を念押しするつもりか？
・私立学校に対しては認可があろうがなかろうが営利団体ですから、手当てがなされるべきですね。東電の施設が営業に迷惑かけたわけで、除染費用だとか休業保障など、国か東電が急いでやらないと。決して再開が良いとは思いませんが、再開してしまったのなら、それ相当の補助がなければ除染も満足にできません。家庭では一日も早い通園を望む父兄もおられるでしょう。園児の被曝を考えると複雑です。
107：徒然人 :
2016/09/09 (Fri) 01:33:48: 2011年10月12日上杉隆氏
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」
東海第二発電所を抱える東海村村長の「廃炉要求」。IAEAへの除染の支援。冷温停止まで「一定の目処」について批判的に発言しています。
上杉隆が大批判！東電「冷温停止まで一定の目処」。菅前首相の「一定の目処」を叩いたメディアはどこへ？
茨城県東海村にある日本原子力発電の東海第二原子力発電所について、東海村の村上達也村長は昨日、都内で細野原発事故担当大臣と面会し、廃炉を求める考えを伝えました。原発がある市町村長が廃炉を求めるのは極めて異例です。細野大臣と面会した村上村長は東海第二原発から30キロ圏内の人口が100万人以上にのぼり、原発の立地条件として不適切だと強調しました。さらに老朽化が進んでいることや東京から近いことも踏まえ、廃炉にすべきではないかと指摘しました。
・マスコミの姿勢をみてると、大戦前を想像してしまいます。メディアの報道が世論や政策に与える影響はすこぶる大きい。それだけ責任を負っているのに、思慮が浅く分別がない。文化放送など一部のメディアは良心的ですね。朝日も地デジでガンガン流せば広告収入も上がります。国の大事を決める人間は新聞とテレビしか見ない者もいるだろう。有権者しかり。マスコミの果たす役割は国運を左右します。
・ほとんどのマスコミが、我こそは正論とばかりに同意を強制しているのですから、予定調和と言われても当然ですね。高所から俯瞰するポーズとりながら、やることはお粗末。相槌シャンシャンで締めてるようじゃ、ジャーナリズムが泣きます。
106：徒然人 :
2016/09/07 (Wed) 02:15:59: 2011年10月11日上杉隆「ニュースの深層」鉢呂吉雄（前経済産業大臣）
鉢呂氏は「死の街」発言がもたらした影響を政治家として受け止め、反省して振り返っています。また、鉢呂氏は大臣になる前から福島の被災者のために尽くしていたとのことです。その鉢呂氏の姿は、市民目線から見て、政治家としてあるべき姿なのではないかと思います。
「死の街」発言直後にメディアは鉢呂氏叩き一色になりました。しかしネットメディアは「死の街と言ってくれてありがとう」という福島住民の声を紹介していました。それに関して鉢呂氏は「ネットは私は見ないものですから」と言っています。また、エネルギー委員会の人事に関して、鉢呂氏は、批判的な人を半分入れると宣言。省内にもそう伝えたとのこと。経産省幹部は３分の１でいいよなといったが、鉢呂氏は駄目だとして、自分地震で半数の批判的な人材を選んだとのこと。この事実を見ても、鉢呂氏はフェアに脱原発政策を考えていたことが伺えます。鉢呂「僕はあのああいう福島の原発の事故を直接肌で感じで、やっぱり日本では原子力発電所は設置稼働できないと。これは人間の技術は絶対はないわけで、この地震と津波の大国でこれを継続するというのは、福島の今の事故、それに伴い最大の被害をこれをきちっと受け止めれば、あの、そう結論付けざるを得ないと。これは僕は地元、泊原発の地元でありますけども」

---以上引用---

・鉢呂氏は記者クラブと官僚の言葉狩りにあったんですね。時事通信も堕ちたもんだ。鉢呂氏は素朴な人なんです。農業に詳しく護憲派でTPPに反対の。言葉も朴訥で飾らない。だから刺されたんでしょう。こうやって人材が政治の現場からいなくなる。官僚もバカなら記者クラブは脳が足りん。
105：徒然人 :
2016/09/07 (Wed) 01:29:56: ・瓦礫処理は工程表というノルマでごり押ししちゃいけない事ですね。やらないという選択を含めてどこをどうやるかは、現場を知る方々と学者、行政が考えながらベターな選択をするしかない。一律に期限切って国が命令すべきでない。

・プルトニウムは大学の実験でも使いますし、試薬ですね。プルトニウムには放射性同位体がありまして、その存在比を確認することによって核実験か福島由来が推定できます。核種に汚染された粒子を定量分析してもわかります。粒子に含まれる核種と福島から放出された核種の組成を比較します。私もラボに立ち寄ることはなくなったので、いろいろな研究者の報告を耳にして類推するだけです。３号機の状態を考えても、きっとプルトニウムは飛ぶんですね。
104：徒然人 :
2016/09/07 (Wed) 01:05:24: ・摂取した放射性セシウムが一回腎臓を通過するたびに排泄される量は1％ほどです。半年で50％前後にしか体内量は減りません。セシウム134と137の存在比が１対１の生物学的半減期によります。再々の摂取により内部被曝が継続します。セシウムの収集は不可能です。福一が収束せず、核種は次々補給されます。plutoniumはセシウムにも付着します。
・恒久的除染に意味があるとすれば核種収集と遮蔽環境設置です。山林は一度除染すると使い物にならなくなり、土砂災害を招くでしょう。広大な汚染山林を岩山にしてしまいます。とてつもない環境破壊であり、資産価値を毀損する事実を国は説明すべき。
・「山林の除染は岩山になる」とは、福島の植林地についてです。スギやヒノキなどの針葉樹はよく植林されます。また自然林でも寒冷地は針葉樹が多くなります。針葉樹は根が深く入らず、横に広がって成長します。そのような植生の山林を伐採し表土をはがしたら、降雨に弱い軟弱な地盤になります。客土や植林などの保護処置が行われないと、深層崩壊を起こして土壌が流出し、岩山だらけになるでしょう。
・福島のお米が出荷を認められましたね。本検査で地域のサンプルがキロ当り500ベクレルを下回れば、その地域一帯の出荷が許可される仕組みです。作付けを禁止された地域は除外してあるとのことですが安全性はどうなのか。きめ細かい地域設定と適切なサンプリング、正しい基準が求められます。
・新潟のお米はよくわかりません。福島から出荷されるなら、もう新潟でも岩手でもっていう流れになり心配です。流通に乗ってからが問題です。お米はたくさんの業者を経て我々の食卓にのぼります。全ての業者が良心的に緻密な検査を行わないといけません。収穫直後の抜き取り検査だけでは、どうなるか予想もつきません。これは他の食材にも当てはまります。内部被曝の原因になったら悲惨です。
・私は今のキロ500ベクレルという基準に満足しているわけではないのですが、無いよりマシだと考えています。線量規制が崩壊したら、大変な事態を引き起こしてしまいます。そして、私は農家や検査に当たる方々のご心痛をお察ししております。ただでさえ食糧自給率が低い日本にあって、お米と野菜は最後の砦ですね。
お米については、西日本産米が候補であるとしか言えません。これから汚染も拡大するでしょう。信頼ある農家からの産直がいちばんだと思います。
103：徒然人 :
2016/09/06 (Tue) 21:35:27: ・小出先生は政治に期待されていないので、水野さんのような突っ込みに諦め切ったかのようなお答えをされたのでしょう。線量の規制にしても、1ミリシートベルト以上は全部除染なんか出来ません。出来もしないことを、さも民意に応えるかのごとくスタンスを取ってみせるのは欺瞞ですね。小出先生は、当然の道理をほじくられるとヘソを曲げられるようです。お疲れもあると思います。今回のお言葉は半ばブチギレに感じられました。私はプチメジャーな研究者としての小出先生の社会貢献を高く評価します。いまだに国は小出先生の提案を実行しない。児玉先生の提案は取り上げるのに。やっぱ、国会を怒鳴りつけんと、前に進まねえのかな？

・国や各研究機関が発表するデータをみるにつけ、西日本の低汚染地帯での農業振興を願っております。ずいぶん前にコメントした通り、九州を中心とする西日本には農業や漁業の人材が圧倒的に不足しています。私に言わせれば、TPPの前に日本を救うべきです。町単位で西日本の過疎地方に移住してほしい。被曝した方々だからこそ、少しでも線量が低い地域へ来て頂きたいと考えます。
東電は要領悪すぎなんで、除染やいろいろさせるとトンデモない失敗しそうです。この際、東電には重点目標を達成させましょう。
西日本にまで原発事故が起きたら絶望的です。早いとこ原発止めて、廃炉まで安全に管理して欲しいものです。
102：徒然人 :
2016/09/06 (Tue) 20:52:36: ・国の政策は姑息で進取の気概がない。放射性瓦礫処理でも「第一義」が問題ですね。私は線量にランクつけて、高線量なら福島の最終処分場へ搬入すべきだと思います。福島に焼却発電施設を建設すると既存の送電網が使えます。灰は福島のコンクリート材に。地下用途に限られるとは思いますが。焼却発電が稼働したら、原発全部止める。
・線量の算出方法を明示する必要があります。全ての核種でアルファ線、ベータ線、ガンマ線の合計を出さないと実質的な外部被曝に相当する線量がわかりません。国の線量基準がセシウム134＋137のガンマ線だけに限定されるのなら、そうする根拠と説明が必要です。基本があやふやなまま政策出しても無意味です。本来、国が規制すべきは、全ての核種であり全ての線種のはずです。その規制こそが内部被曝を防ぐ。セシウムの規制を批判はしません。結果的に他の核種をハネることにつながるからです。しかし、年1ミリシートベルトにこだわりたい私は、セシウム２種合算でうんぬんしたくありません。ICRPの指針に従っても、セシウムだけ規制すれば安心だとは思えない。そういった状況で20ミリシートベルトまで上限を引き上げるのは明らかに異常です。セシウム137が減りにくいこと、セシウム134が低下することを見越して60％をはじいたのでしょうが、福一は隔離遮蔽できてない。机上の空論です。線量規制緩和の前に課題は山積。下水処理場の汚泥すら福島に運べないで、焼却灰の運搬も進捗しないのに、何を寝言ほざいてるんでしょう。都は海洋投棄を本格化させています。こんなんいいの？
・瓦礫汚染を拡大させてはなりません。下水処理場やゴミ焼却施設の問題は、福島の汚染された土地買い取り最終処分場作れば汚泥や焼却灰を持ち込める。私は二次汚染、三次汚染が心配です。マスコミは触れないが、除染排水という課題が残されたまま。
・下水処理や焼却の問題が手当てされないと、処理を中止するしかありません。フィルター増設し汚泥や焼却灰を管理。このままいったら下水処理もゴミ焼却もストップ。かと言って、海洋投棄はダメ。日本近海の魚は食べたくないのに、海洋投棄は最悪。プランは昔のもの。知事と議会が動かない。地元は反対する。東電は知らん顔。地方では下水とゴミが、一般産廃に化けた埋設が蔓延します。
101：徒然人 :
2016/09/06 (Tue) 00:33:26: ・これはいかんですね。核テロ防止条約の締結国は22ヶ国に達したのでしょうか。附則や政令、施行規則には時々こんなんがあります。どだい核物質の管理と廃棄を規制する条項を削除しちゃ意味ない。これ、国賠訴訟で国が負けないように布石打ったのでしょうか。ドイツ報道の下請け問題も気になります。
・首都が被曝してるのは聞いてたので、それ程驚きません。多くの都民も同じ感触だと思う。都道府県別にランキングする意味もない。まずは市区町村よりも細かいメッシュでスキャンした数値と測定地点の位置情報、測定条件や代表値の算出方法を公表すべきです。生のデータじゃなかったら使えません。詳細こそが意味あるんで、地域ごとの数字並べてもだめです。面で捉えるとは平坦化することだから、妥当性証明するために実測データ出さないと。もっとも平坦化・標準化もしてなきゃ単なる手抜きですが。ネタ隠して結論だけ披露するんじゃ「基準値未満は全部安全」だと強弁する人間と同じレベル。ランキングは役にたたん。
・あんまり想像したくない方向だけど、経産省を含む原子力村の暗躍という側面は無視できません。なんで2011年の６月に削除したのか。明らかな意図があったのでしょう。原発事故の法的責任は原子力村全体が賠償という形でとるべきです。「除染の違法状態解消」を合い言葉に、責任逃れさせちゃいけない。弱者切り捨てになりかねない。記者会見の成果に期待しております。
・法令に関する情報ならびにご指摘ありがとうございます。条文精査致します。TPPについては、予測モデルの構築が不足しており、関係機関が独自に論説を展開しています。これは米相場問題にも言えることです。一体誰が先行きを予言できると言うのでしょう。天災や事故、紛争など、不確定要素が多すぎてアバウトな想定に過ぎないのではないでしょうか。
・市場開放の結果、大規模営農しか活路がないのであれば意味がありません。アメリカは自国に不利とみるや関税条項を引き出して対抗します。そのアメリカが自国のリスクをヘッジする確証は不明です。個人的にはアメリカ主導のTPPは信用できません。
100：徒然人 :
2016/09/06 (Tue) 00:08:50: ・測定方法にもよりますが、平常並と言えるのは年積算推計0.1mSv/y未満。土壌キロ当り10ベクレル未満でようやっと。500カウント超えたら(cpm)怖い。非常時は1.0mSv/yが限界です。0.3μSv/h以上は防御or避難すべき。
・セシウムRI総計(134＋137)の定量下限10ベクレルとすると核種別ＮＤレベルです。米の汚染がセシウムのみでこの数値なら子どもに与えます。ただ、移行係数は確定してないし、採取環境や検出時間によって差がでます。米どころ新潟の発表遅延意図はわかりません。
・汚染ルートは群馬から日本海に抜けてますね。結果の妥当性が問われます。検査結果公表の遅れは、国や新潟県の不都合でしょうか。「早く安全だとお墨付きを」という圧力が疑われます。何度も「安全だから流通させた」「汚染食品が出てきた」を繰り返してますね？新潟は土建と農家がえらい権力を持ってますが、正確で詳しいデータを出してくれることを祈ります。
・水稲の移行係数は大きな問題ではありません。流通段階での核種や線量の検査が大切です。これから表土汚染は広まる。多段階検査体制の構築が求められます。チェルノブイリでも原発作業員に生存者もあり、高齢者が含まれています。被曝には個人差があり、一概には言えません。原子炉の燃料事故によって放出される核種には、プルトニウムのように他の核種や粒子に付着して飛散するものがあります。原子炉の形状や燃料体の構成によって飛散核種の組成には特徴があります。現在用いられている造影剤の標識RIには、ヨウ素123I、テクネチウム(テクネシウム)99mTc、モリブデン99Mo、タリウム201Tl、ガリウム67Gaがあります。このうち、ヨウ素とテクネシウムが使用頻度が高いのですが、これらは体内動態がよく研究されており、シンチやPETに使われます。昔はアルファ核種の造影剤で薬害が生じました。この薬害研究から、プルトニウムの危険性解明や比較的安全な標識の開発が進みました。現在心配なのはガンマ線核種に付着するアルファ核種やベータ核種です。従って、ガンマ線量のみでは判断しにくいのが実状です。管理下の医療被曝と事故被曝では性質や損傷の程度が異なります。単純に比較できません。福一の核種漏出を止めない限り放射性ヨウ素の拡散が心配です。プルトニウムはヨウ素粒子に付着することが知られており、ここでも放射性ヨウ素が生まれます。
99：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 23:40:36: ・なるほど、自閉と他開の弁の調整ですか。ウマい表現ですね。所詮、人は孤独な存在です。どこまでいっても自己の共有は不可能。これに社会性を付与しようと動けばアイデンティティが必要となります。社会が健全であることは不可能なので、自己同一性は幻想だと言うことになります。実際には矯正や抑止といった方向があるので、なんとかやっていけるのでしょう。過度の自閉や強圧的な外力がアイデンティティを打ち砕くと人格が崩壊することは当然の帰結ですね。よって、社会的な慈善は正当性を獲得します。すなわち、悪はあくまでも悪なのです。善なるものを志向し、社会の健全なる機能の一部たらんとする行為は、機能不全を補正する能力を宿している可能性がありますね。
・丁寧なコメントありがとうございます。勝手な感想ですが、お互いの主張は同じ局面の表裏であると感じられます。お答えのように善と悪とは不確定なものですね。私の定義する悪とは、もちろん相対的な悪であり、社会に及ぼす結果から回帰される性質のものです。ですから、事実の隠蔽や意図的な操作は悪だと考えます。また、人権を擁護する結果をもたらす慈善行為は相対的な善だと言えます。私は絶対的な善悪の定立には懐疑的です。説明が足りませんでした。感謝致します。
98：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 23:19:35: ・文科省は給食を拒否する生徒やマスクを外さない生徒に対して指導するよう指示を出しました。内申書には、各科目ごとに「関心意欲態度」の評価があります。特に中学３年では「行動の記録」として、性格や校内生活態度を評価します。小学５・６年も同様です。国公立大の入試にも内申書はあります。入試を受ける生徒にとって、内申書は閻魔帳です。悪い評価は不合格につながります。学校や教師の方針には逆らえません。そうやって飼い慣らしたウサギを適材適所ではめ込んでいくのでしょう。孤独なウサギは死にます。自衛のために同調します。そのうちに、内面まで共振してしまいます。それを協調性だと、正義なのだと思い込んでしまうのです。日本は悲しい社会です。どうにかせんといかん！声をあげましょう。民の見識を見せつけるのです。
97：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 23:17:18: 2011年10月6日
アーサー・ビナード氏(詩人)
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」
復興庁に言及し「とらぬ責任の皮算用」というキーワードで政治を批判しています。「責任って言葉は死語。プルトニウムの半減期2万4000年っていう時間軸で責任取れる奴は一人もいない」「プルトニウムはいっぱい飛んでます。プルトニウムは半減期が2万4000年。誰も責任が取れない。で、1942年からずうっと作ってる。責任取れない。もう時代になってる。」
---以上引用---
・すでに米の核兵器が配備されていると見られます。日本は沖縄返還とほぼ同時期から核持ち込みを認めてきました。原発導入の動機が核兵器開発にあったことも証言が残っています。核兵器の実戦配備は不明ですが、開発には過去の資料が必要で、これをもとに「設計図書」と呼ばれる膨大な図面やデータを揃えていきます。小さな部屋いっぱいになるでしょう。プルトニウム型であれば、プルトニウムを精製しコア(ボール)と呼ばれる焼き入れ球体を成形します。起爆には全方向から同時に圧縮するため爆縮タイマーなど高度に精密な機械工学と電子制御技術が必要です。日本の兵器工学水準から推定すると、設計図書は完備しており、主要部品の開発はできたと考えるのが妥当ではないでしょうか。生産ラインはまだだと思いますが。
私は核武装中立主義でしたが、米ソの核兵器製造にちなむ環境破壊や従業員被曝を知り、反核に転向しました。しかし、すでにメインパーツを保持している場合、どう扱うべきなんでしょう。体積が気にならなければ、日本は簡単に水爆を製造するでしょう。対米・対アジア外交上の損害を意識して公表できないと思いますが。
聞くところでは、劣化ウランを使用する弾頭は核武装扱いされず、必要に応じて配備されると言うことです。原料はウラン濃縮の副産物だから、供給が容易なのでしょう。環境を長期に汚染し、悲しい被害をもたらす核を利用する兵器は全廃して欲しいと考えます。
96：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 18:08:06: 2011年10月4日
ドイツ公共第２テレビＺＤＦ
「フロンタール２１」
福島原発事故下請け作業員の過酷労働。

「肩から指が生える手足の奇形や中枢神経の異常、知能障害の可能性」ドイツZDFテレビ「福島原発労働者の実態」

---以上引用---

・線量規制を恣意的に操作するなら、率先して現場に行ってほしいと思います。まずはウクライナやベラルーシの実態を勉強しなくちゃ。専門家と称して国を代表する方々は原発推進派だし、チェルノブイリ級の大惨事を認めようともしない。東電は東電で、次を見据えた良識ある方針を打ち出さない。わけわからんまま御用マスコミが垂れ流すエセ報道のおかげで、国民の危機感や知性まで阻害される。国民の健康をそっちのけにして、何が何でも金権重視だと思えてくるのです。作業員だって国民です。下請けだろうが臨時雇用だろうが、その気になれば人材管理はいくらでもできる。高線量被曝しながら作業するしか方法がないなら、ちゃんと待遇考えて社長自ら頭を下げなさい。うやむやにしたまま被曝する作業員を増やしてはならない。彼らの犠牲はやむを得ないかも知れない。しかし防止できるものならそうするべきだし、公的資金を使ってでも装備や施設は整えなければ人命軽視と言われてもしょうがない。
95：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 18:04:03: ・悪法「秘密保全法」。『秘密保全のための法制の在り方について』

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jouhouhozen/dai3/siryou4.pdf
94：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 17:57:11: 2011年10月6日
岩上安身氏が肥田舜太郎氏の3時間インタビューをUstreamで配信

肥田舜太郎氏
大正6年生。戦前戦後の証人として貴重。広島原爆投下の際、陸軍軍医。

http://ustre.am/:1ciae

・原爆被害の実態証言がすさまじい。お年にもかかわらず、詳細な言説が光ります。医師が伝える原爆と放射線の真実。私たちは共有しなければならない。

要点のまとめ（？）

http://togetter.com/li/197316

岩上安身氏ご自身によるコメント

http://kiyowta.blog27.fc2.com/blog-entry-4325.html
93：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 17:49:05: ・ECRRクリス・バズビー博士の会見。トンデモ発言はありますが、現状では適してます。

・要約と書き起こしです。
http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-75.html
92：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 16:19:34: 東日本大震災：福島第１原発事故　復旧期、被ばく年１〜２０ミリシーベルト許容
　◇国際委勧告適用へ
　国内の被ばく線量基準を検討する文部科学省の放射線審議会（会長・丹羽太貫京都大名誉教授）の基本部会は、東京電力福島第１原発事故を受け、一般住民の年間被ばく線量の限度について、原発事故などからの復旧期は、年１〜２０ミリシーベルトの間に設定することになる。

毎日新聞　2011年10月6日　東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111006ddm001040105000c.html

---以上引用---

放射線審議会の会長は、当時丹羽太貫京都大名誉教授。2011年3月当初「参考レベル」と異常な数値を出した。
「線形しきい値なし仮説」と「１００ミリシーベルト以下は安全」という「しきい値仮説」とを両立させられるのか理解できない。

・私もわかりません。しきい値なしの一次相関モデルを重視するなら、リスクは切片まで直進するでしょ。そうすると、100ミリシーベルトで切れるはずがないんです。ただし、確率統計的な手法で検定から逆算し、試料いじって仮説棄却しちゃってるならわかります。この場合、回帰分析の検定で100ミリシーベルトは相関しないという仮説を証明するために、100ミリシーベルトは相関関係があるという仮説を否定する隠蔽作業になります。ないという証明は「悪魔の証明」といって、不良率0％で母集団の全数調査するしか方法のない、ほぼ不可能な命題なんで、学者が「相関しないと証明された」なんて口にしてはいけません(アホに見えます)。
となると、どうしても100ミリシーベルト説を有効に見せるには、恣意的なサンプリングになるように、逆算して推測統計をやるわけです。これは，バレたら訴訟モンですし、数字を操作した人間は信用を失墜します。
どだい、推進側の確率論なんか手前味噌で使い物になりません。「影響がない」証明は不可能なんですから。批判的な「影響がある」数字しか信頼できませんね。
91：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 15:36:41: ・放射線科のドクターはご存知だとおもいますが、シンチやPETの装置本体は単なるセンサーなんです。検査被曝は、すべて放射性薬剤の投与に由来します。造影剤を投与しないシンチやPETは、核種の存在を詳細に評価できます。腫瘍マーカをはじめとする採血データは判別しにくく、エコーは発症後でないと見えない。従って、採血とエコーでの検査は有意義ですが、この2つだけで初期スクリーニングは無理です。どうしても取りこぼしが出てしまいます。行動記録で引っかかった40歳未満の受診者、特に福島の子どもたちに対しては、RI非投与のシンチやPETは必須ですね。医療関係者の意識改革を望みます。プロパーさんたちは頑張って下さい！まさに今が社会貢献の時です。
・PETの造影はFDGだけがターゲットではないんです。実際に、野菜のイメージスキャンに活用されていますし、仕様は異なっていても必ずしも放射性フッ素でグルコースにターゲットつける用途に限定されません。エンハンサーとインテンシファイアの調整は必要ですし。シンチは単にカウントするだけだから調整はほとんど不要ですね。しかし、現行機種のPETに搭載されたスキャナーは高感度なんで、福一が核種を放出している期間中ならば、放射性ヨウ素の収束状況を見ることができます。目的は明瞭な像を得るのではなく体内の核種の存在を調べることですから、チャンネルの最適化によって他の核種や部位に応用可能です。私の主張は、福一がまだ放射性物質を排出し続けているという想定で構築したものです。実際、2016年9月現在も核種漏出は進行中です。
90：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 15:30:18: ・最近のシンチやPETの検出力と解像度はすごいです。核種に被曝した患者の迅速なピックアップのために「isotopeなしにセンサーのみ」で画像診断します。もし標的isotopeを投与したら二重被曝で甲状腺を痛める可能性もあります。第一、ポンプ流しながらやると時間かかるし患児の負担は大変。医療被曝が問題になるのはisotopeを使用する通常検査における場合であり、チェルノブイリや福一の緊急医療には該当しません。ただし、受診者が40歳で触診で疑わしい場合はisotopeを使うこともありますが。ちなみに、最新機種ではRIも工夫されており、通常検査ではテクネシウムやタリウムをごく微量投与するため、被爆線量も最大2ミリシーベルトまでに抑制されています。センサーのみで描出する時は、チャンネルと感度をヨードに調整し、曝露時間を指定します。はるかに短時間で放射能ヨウ素の存在を現認することができます。エコーは、物理的な変性がないと診断できません。しかし、密度がわかるので、病変が発現した後であれば外縁形状や空洞、石灰化を診断できます。正確にやるには、バイオプシーですね。なお、PETの機種によってCTを内蔵したものもありますが、もともと被曝線量は高くありません。PET/CTの通常検査では、ターゲットにヨウ素やフッ素をつかいます。高リスク児のスクリーニングが目的なら、病巣の形状確認はエコーにまかせてCT機能オフです。当該ケースでは、ターゲット投与は第一選択ではありません。このあたりの研究は、東大アイソトープセンターが先端走ってます。特にターゲットRIは児玉先生のご専門ですね。2011年の平均被曝線量は、RIを使うPET検査が3.5mSv、RIとCTを併用するPET/CT検査が8.5〜17.5mSv。シンチやPET本体からは一切放射線は出ません(PET/CT併用は除く)。
89：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 15:20:34: ・福島県立医大の健康調査は、山下先生が思い込みと善意でやったとしたら、責任は国と県に帰することになります。山下先生は最近メディアでお見かけしないような…。ご自身の医師としての本音をぶちまけてほしいと思います。
・今回松本で検査を実施した関係者が山下先生を意識していなかったとは思えません。また、国の方針を背景に福島県と山下先生が政策として管理されている状況で、福島の子どもたちに医師が手技を施したわけで、今後何らかの軋轢が生じる可能性はあります。
・私には山下先生の真意が理解できません。先生が人徳ある方なら良いのですが。国の方針転換といい、被曝を矮小化する傾向といい、被曝者を検体扱いしているようで懸念されます。被曝の影響は詳しくわかっていない。だからこそ、用心にも用心を重ねるのです。当たり前の道理が破棄されたら、日本は地獄です。
・山下先生は、長崎で被曝認定を厳格に適用した方です(つまり認定患者を絞り込んだ)。下記の話題は、実際に長崎市で経済界の重鎮であった叔父の遺族に聞きました。山下先生の内輪向けの発言はECRRのクリス・バズビー博士によく似ています。ところが、患者を前にすると「心配しなくていい。あなたは原爆症ではない。被曝を恐れるな。我々はアイソトープや線源を扱っているくらいだ」という言葉が出てきます。で、山下先生はご自身の友人達にはいろんなアドバイスをしていたそうです。山下先生の知人には、放射線障害を予防する錠剤(何かは不明)を世話したドクターもいるとか。叔父はもらってたそうです。
88：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 14:20:12: ・全国の各自治体は、すでに放射線障害の予測を立てていると考えます。各医学部でもそのような話をしていると聞きます。
核種曝露が確認できずとも、シミュレーションでリスクを予測し、最大限の救護を図るべきですね。国が逃げ腰じゃどうにもならん。

・福島県立医大も悠長に健康調査やる暇あったら、本格的な検査やって予防医学を徹底してほしい。医療倫理が崩壊しています。しびれを切らした信州大の行動がその証明。
被曝症状を確実に把握する意図なら、6ヶ月以上待つ意味はあるだろう。しかし、それが疫学調査なら、被曝者救済の役に立たない。被曝が現在進行形の今、国も自治体も何をやってるのか。
まともな福一対応と、堅実な医療を願っております。

---以下引用---

文部科学省による放射線量等分布マッフ (ヨウ素131の土壌濃度マッフ)の作成について（平成２３年９月２１日）
http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&cd=1&ved=0CDsQFjAA&url=http%3A%2F%2Fradioactivity.mext.go.jp%2Fja%2Fdistribution_map_around_FukushimaNPP%2F0002%2F5600_0921.pdf&rct=j&q=%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0&ei=v5eLTreZBq3ymAXk0LToBA&usg=AFQjCNFn0Vyrm2-1YVjSA70HT3dY-CE1Gw&sig2=AFch1zQlgjzQ3xIvzVuv7g&cad=rja

セシウム飛散マップ
http://blog.m.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/article/65767622/image?id=62467662&guid=ON

ヨウ素飛散マップ
http://blog.m.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/article/65767622/image?id=62468796&guid=ON
87：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 13:20:21: ・被曝者に適切な医療がなされ、被曝する可能性がある方々に必要な防護策が講じられるのなら、受診者の詳細なデータは非公開で良いと考えます。個別の医療情報は患児の保護者が理解すれば良いと。実際には国や県の対応が信用できず、安心してられない。であれば、情報公開して個人が判断なり対応することが求められます。だが、これは理想的な被曝対応でない。国や自治体は市民の健康を徹底的に守り、市民からの信頼を取り戻してほしい。
・被曝疑いドンドン検査し、積極的に加療。発症を待たずに予防医学を徹底。医療の基本ですね。
・被曝専門の担当者は役職である前に一人の人間であるはず。同調圧力と保身の誘惑に負けたらいかん。前向きに頑張っておられる従事者を知ると、元気が出ますね。
・福島の検査メニューはあらかじめ規定されてます。福島県民には制約があり、予防医学は実施されません。疫学調査を優先するため、県民は他県での医療にも制限があります。公式には、積極的検査や予防・治療はないのです。国が福島県と協議し、福島医大が指揮します。主たる標的が子どもだから腹が立ちます。子どもこそ重点的な被曝医療が必要なのに。
・疫学調査の個人に対する説明は極めて簡単なものに限られます。疫学は治療ではありません。
・長野で暴露後検査に取り組んだ姿勢は素晴らしい。整合性ある継続的な観察と治療が課題ですね。問題は国と福島医大がどう動くか。
・私なら、初診日に採血とエコーまでやります。大した人数じゃないし、機械あつめればどうにかなります。ホルモンやタンパクの値だけで精査受診を絞り込むのは危険です。行動記録と汚染マップのダブルチェックで高リスク児であれば、シンチかPETは必須にします。確かに設備は必要となりますが、大学クラスの総合病院に協力してもらいます。
・カルシウムに類似する放射性核種がストロンチウム90です。生体内では骨吸収され、骨髄に蓄積します。カルシウムは心筋の電位に大きく影響し、ストロンチウムが期外収縮を引き起こす可能性は否定できない。胎盤通過は遺伝子損傷とともに催奇性の要因とも言われます。放射線を放出して遺伝子や骨髄細胞を攻撃する上、骨に食い込んでなかなか離れません。
86：徒然人 :
2016/09/05 (Mon) 12:55:32: 長野県松本市のNPO「日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)」と信州大学病院は、7月8月に福島県の警戒区域や計画的避難区域から長野県に避難していた生後6カ月から16歳の130人を調査した。その結果が2011 年 10 月 11 日「長野県において福島県から避難している子どもの甲状腺検査に変化がみられたとする報道」に関しての学会声明となり、10人に甲状腺ホルモンの値が基準値を超えたり、逆に下回るといった変化が見られ、経過観察が必要とされた。

http://jspe.umin.jp/pdf/statement20111012.pdf

松本市長、菅谷昭氏は信州大学医学部を卒業。チェルノブイリ事故後、ベラルーシに向かい診察を行った。1991年から日本チェルノブイリ連帯基金（松本市）の医療支援活動に参加。

ネット版『メルクマニュアル』
http://merckmanual.jp/mmpej/sec12/ch152/ch152e.html

非放射性ヨード剤の甲状腺機能抑制効果は、数日から一週間とされる。従って、信州大病院測定時の7月以後では被曝予防に投与されたヨード剤による甲状腺機能低下は考えられない。文献によれば、甲状腺機能亢進症に放射性ヨウ素131を投与すると、その効果は２から３週間後に現れ、最大効果は６から12ヶ月後に生ずるとされる。今回の７名の子供では被曝による潜在性甲状腺機能低下症が疑われるが、腫瘍化を含めて経過を慎重に見る必要がある。
---以上引用---
松本市長や信州大、NPOの叡慮がなかったら、この問題が注意を喚起することはなかったかも。誤解や中傷ありますが、メゲずにやってほしい。今は言論と行動が大切です。
・残念ながら、私はまだ判断できません。検査データがPETあるいは甲状腺シンチ、生検(細胞診)などを含んでいれば確実にわかるのですが。ヨウ化カリウム投与すると循環器や内分泌に影響あるから、何とも言えません。ただ、聞いた限りでは異常は異常なんで、是非とも精査に回してほしいですね。
松本市長や信州大、NPOの叡慮がなかったら、この問題が注意を喚起することはなかったかも。誤解や中傷ありますが、メゲずにやってほしい。今は言論と行動が大切です。
今回の検査は「子どもたちを守る」という意志を明確にした点で高く評価できます。さらに進んで、核種の特徴に適合する検査の促進を願ってやみません。
85：徒然人 :
2016/09/03 (Sat) 01:36:33: 千葉県と埼玉県の汚染地図。法律に従えば千葉でも除染が必要。
2011年10月3日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」

・岩手には古い友人がいます。海沿いの漁師町。福島にも知り合いがいます。原発の近くに。彼らは訴えて来ます。「生活が成り立たない。先の希望もない。放射能は怖いけど帰宅したい。家財道具や作業がある。これからどうしたらいいかわからん。汚染が自分の責任に感じる。あんまり騒がないで支援してくれ」。私には返す言葉が見つかりません。君たちは間違えていると伝える事はできやしません。国と東電、学者は違います。東日本がカラになろうが、経済が低迷しようが、国民を救わねばならない。まずは事実を伝えてほしい。マスコミは賢明さを発揮してほしい。暮らしていけない人々を助けてほしい。その責任は、国と原発から利益を得た企業にある。お先棒かついだ学者にもある。悪魔に魂売り渡した官僚経験者は、率先して現地に入るべきだ。帰宅させるなら、加害者が付き添いなさい。全国の原発関連資産を売却し、不足分を補填しなさい。つぐないには、それでも足りないが。
・私は放射線審議会からの詳しい説明が欲しいです。秘密保全法はいつの間に？入院中の出来事なのかな…。

・除染と疎開は、ご家族の考えが一致しないと大変です。まずはサプリメント入手したり、子どもさんを検査してくれる病院にお連れになるのはいかがでしょう？茨城は国や県の規制がないので採血採尿やってくれると思うのですが。アクティブに動くと周りが変わります。私の想像でしかありませんが、本気で動くと伴侶は気づいてくれるものだと思います。
84：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 21:25:14: 2011年10月3日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」プルトニウムとストロンチウムが福島第一原発から45キロ離れた飯舘村で検出されたこと。
８０キロのところでストロンチウムも出てる。

・プルトニウムが飛ばないって主張する人は、脳がカビてるんでしょう。さんざ児玉詣でやっといて、公に謝罪もない。こりゃ脳が腐っとるんですな。
83：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 20:46:23: Ｎ准教授の迷語録。「放射能パニック」っていうのもありました。「ノイジー・マイノリティ」は一瞬考えるが笑けてしまう。やっぱりジョークかな？

・Ｙ先生がどの地点のことを言っておられるのかわかりませんが、少なくとも地球全体ではほとんど減ってないはずです。国内の採取による推定を意味しているのであれば、気持ちわかります。が、正しくない。あくまでも特定の観測値を推計したとしたら、シミュレーションになりません。地勢と気象を時間経過と共に、地球モデルで推計することになります。サンプル評価も精度が問われます。
先生は無責任なことを発言しているとしか思えません。無論、過去の汚染データ自体、精度や手法に問題があります。
82：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 20:37:26: plutonium珍説集成

・石川迪夫氏は「福島原発区域外には飛んでいない」と『朝まで生テレビ』で力説したが、木村真三氏が金沢大学に依頼した調査によって福島原発の敷地の外で発見。
・2011年4月上旬、東大病院放射線治療チームＮ准教授がTV番組で「プルトニウムは50年前今の1000倍」「半減期2万4千年」「重いから飛ばないので安全です」と発言。その後、福島原発由来のプルトニウムがハワイで発見された。更に「魚を食べても大丈夫」との根拠は、海水魚は普段からヨウ素を十分に摂っていること、その海域には立ち入れないため漁は出来ないことなど。だがその後、コウナゴから基準値以上の放射性ヨウ素１３１が検出された。生物濃縮についてふれてない。
・Ｎ先生は無知なんですね。核種の飛散状況や予測について、ご自分で調べたことがないのでは？「ストロンチウムやプルトニウムは重いから飛ばない」という古い説を持ち出す。こりゃ、チェルノブイリ持ち出すまでもない。飛散粒子にはプルトニウムを含む複数のアイソトープが付着していること、パーティクルは遠方まで拡散する現象は、放射線医療の専門家なら知ってて当然の知識です。先生は、視聴者に誤った知識を与えた。それを信じて被曝の度合いを深める市民がいたら、どう責任をとるのか。プルトニウムのようなアルファ線核種は、曝露から30年前後経過した時期に病変が顕然する。日本人の平均寿命を80歳として、50歳未満の人間はプルトニウム摂取と同時に発病リスクを抱えることになる。これが20歳未満ならどうか。発症時期のピークは推定40歳から50歳。家庭を支える大切な年代だ。信頼され、地位を約束された立場で間違った見解を公表された。あなたは公人なんです。
・旧海軍と同じことが起きてしまいました。国策としての原発推進を振り返る会合が元通産省官僚によって９年間開かれ録音テープに残しました。「当時はイケイケどんどんであった」と、無責任極まりない関係者の達観が。苦しむのは国民なのに、上から目線で正当化。「普通」を演出する政府は信用できません。非常事態です。東電のリストラや電力料金見直しに切り込みを入れるようですが、ポーズに過ぎない。
・ハチャメチャ推進学者はなぜ告発されないのか。子供たちの未来を真っ暗闇にして。学府に正義は消滅したか。
・どっかで見た記憶が〜と思った。ほうれん草や汚染水の安全性を訴える比喩が強烈で名前忘れてた。
81：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 15:35:14: 福一で災厄を振りまいたプルサーマル問題は玄海の再稼動にも影響しますね。九電はとっとと原発やめてほしい。私の家族や親類は株主なんです。株価ストップ安じゃ、老後の資金に窮します。
父は老齢なので総会はいつも委任してました。在職中は公務についたり、定年後も役職を兼務し、運動には参加したくないようですが、私が相続したらガンガンいきたいと思います。株価が下がっているので父は売却も考えたようですが、祖母の形見のようでまだ持ってます。私も権利を保持するため、売るつもりはありません。確かに今の流れでは、原発推進を阻止することは困難ですね。もう一度事故が起きれば機運も熟すと感じますが、それじゃ迷惑千万ですし。少しずつでも理解者を広げていくことが大切だと考えます。原水禁は日本の主婦数名の署名運動から始まりました。諦めず努力を重ね、訴える手法を工夫することがポイントのような気がします。首都圏でお母さん達の被曝対策が動いていると聞き、頼もしい限りです。
玄海町長がヤクザ者で金権まみれだし、知事と共に九電に食い込んでるんで、ストレステストもお手盛り合格しそうですが、炉が古い上にプルサーマルもあるし、私の自宅から遠いのではないんです。とにかく閉鎖したいのに、地元はみんな原発支援者。困ったものです。
小出先生には定年後も頑張ってほしいと思います。良識と知性を兼ね備えた学識者がいなくなったら悲劇です。
泊は不気味です。安定ヨウ素にしたって、核種飛散が想定される全世帯に配布しなきゃあ意味ないです。これは先日朝日の番組で出された意見ですが。それに、ますプルサーマルが事故ったらどんなに厄介かという事があります。近隣住民に迷惑かけまくる。福一がやらかしたのになんでMOX燃やすかなぁ…。
80：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 06:25:55: 福島二本松の米の暫定基準値1kg500ベクレル超。チェルノブイリ事故時370ベクレル

２０１１年９月２７日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」

・家庭を支える大人が倒れたら困るのは子供たちです。しかし、これは食糧の線量計測精度と流通政策に左右されます。また、国や自治体という大きな枠組みで動かす場合、賠償問題が絡みます。
食品はすべからく汚染されてはなりません。このことは国内のコンセンサスを得ているはずなのに、実際には色々な原因で汚染された食品が出回っています。国が本気で取り組まないと解決しないでしょう。ウクライナのように、地域ごとに測定器を設置すると良いと思います。安い測定器なら30万円くらいからありますし。
原発が動いている間、立地自治体の生産者は規制がゆるくなります。被曝の影響を無視しなければ、原発推進派はやっていけません。だから、今の国に消費者の生活を守るという視点はありません。とても悲しいことですね。
79：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 05:58:51: ２０１１年９月２０日YouTube大前研一氏。経営コンサルタントの氏は1969年日立製作所へ入社、高速増殖炉の設計に携わる。政府から原発事故の再発防止について意見を求められているようで、保安院と戦う姿勢。先日のIAEA会合での潘基文国連事務総長の発言について分析し、保安院が言い逃れしたのではないかと批判している。事故の原因を分析し再発防止案について述べる。事故は想定しても起こるという大前氏の主張は、小出裕章氏と同じ。しかし、結論は違う。原発を即時なくすべきと主張する小出氏の立場は、再稼働に向けて再発防止策を考える大前氏と相容れない。
・大前氏はＯＳ開発をやってました。日本独自の技術開発で既存システムの齟齬を攻略し、世界に冠たる位置を目指す。今もスタンスは変わりません。技術面と人材を補完すれば原発はあってよいし、本来日本人技術者の能力は高いのに、役所の不備により設計・建設段階から事故要因は内在したと考えているようです。ここにコストをプラスして行くのが切り口です。
1.要素咀嚼や先を見通す俯瞰が苦手
2.関連分野の人材に対する観察眼の不足。
3.市場や国益の判断が鈍く、企業とタイアップしにくい。
4.統計や推計になれてない
5.イデオロギー優先で独善的な姿勢と優越感。
6.真に人を育てず、自己完結で満足し自信家
氏は工学系ロマンチストでしょう。原発の国際評議には弱いですが、私は隠れファンです。
・原発オペレーターの育成現状の指摘漏れやひっ迫する現場の認識不足は、これらによるものと考えます。彼は「保安院の怠慢」「施設・設備の不備」と主張しますが、これは本質や実際から乖離してます。保安院はベテラン技官を起用すべきだし、権限を与えて独立させねば機能しません。施設も運転継続は危険です。私は商用原発の全廃を希望していますが実験炉は有用だと考えます。「施設の不備」を取り上げた理由は、彼が電源の配置や炉の暴走を制止する策を完璧にせよ、という主張を土台に「人の不在」「立場ある者の責任」を追求してると感じたからです。原発は新しい動きによって淘汰されます。多くの発案と試行錯誤、「したい人を支援し育成する」フォローシップが必要でしょう。
78：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 04:40:41: ２０１１年９月２０日
上杉隆氏
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」

現在毎時２億ベクレル放出の事実を発表したこと、新宿の土で1kgあたり790ベクレルのセシウムが検出されたことを、朝日新聞が過小報道。

・首都が被爆してるのは周知の事実なんだから、いいかげん正面から対策考えてほしい。海外は「日本政府は三流以下」って評価してますよ。どんなにごまかしても、核種はとまらない。アメリカに尻尾ふっても、汚染水ダダ漏れ。各国にペコペコしながら日本人を被曝させ、医療も予防も「健康調査」の後回し。どこをどうみても異常でしょ。東海村の時みたいに、うやむやにしちゃダメだ。この国の支配層は、嘘ついてもみ消すのが大好きだから。国民が試されてるのよ、アタマがいかれてないか。
77：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 04:33:14: ついに「無保険原発」が誕生か？とっくの昔から「無保険原発」だった？

●賠償保険
・第３者への賠償をする保険(法に定められた義務)
●財産保険
・物的損害の保険(義務ではない)

東京電力福島第一原子力発電所に対し、損害保険各社が損害賠償保険の契約打ち切りを検討していることがわかった。損保による民間保険は災害以外の原因による事故の賠償のために支払われる。契約が打ち切られれば、国内で初めて、これらの事故に対して「無保険」の原発となり、万一の時に賠償に支障をきたすおそれがある。民間保険は、損保２３社でつくる「日本原子力保険プール」（日本プール）が引き受けている。１年契約で、福島第一は来年１月に期限が来るため、年内に更新するかどうかを決める。
　しかし、３月の東日本大震災で福島第一が事故を起こしたため、損保各社は更新に慎重になっている。原発が正常な状態ではなく、通常よりシステムの不具合やミスなどで再び事故が起きるおそれが高いからだ。大手損保幹部は「保険は、原子炉が正常に運転され、放射性物質が漏れていない原発が対象。このままでは継続は難しい」としている』
引用元：http://www.asahi.com/national/update/0915/TKY201109150764.html

今後の保険賠償保険の継続が難しいという判断がなされようとしているわけです。つまり「無保険原発」

●福島原発とその6基の原子炉は、様々な原因でプラント自体が傷んでいた
●2010年8月以来、保険財産保険がかけられていなかった
●法律は、事故が第三者を巻き込む損害に対し、保険を義務づけている（※これは的外れでした）
●原子炉の事業者は、財産保険をかけることを義務づけられてはいない。

・ロイズは戦争保険引き受けるくらいリスクを取る複合組織なのに、そのロイズにさえけられたんですね。日本人自ら国民につけた値段が一人80万ですか？買いたたかれたもんだ…
76：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 04:07:21: 原発やめれば電気料金が下がる
2011年9月21日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」
原発のコストについて。政府発表データーから原発の料金が高いことが示されていることを説明しています。
小出「私は政府の統計局のデーターに基づく限り原子力発電所を全廃しても電気が足りると主張しています」水野「東電の社長の見解が、原発を稼動させる率が低ければ、電力料金を値上げせざるを得ないと。」
小出「呆れた話ですね。今回の原子力発電所の事故で、一体どれだけの被害が生じるのか、それをもし原子力発電所の電気料金に上乗せするとしたら、いったいどれほどの上乗せになるのか、まずは東京電力の社長に考えて欲しいと思います。」
小出「原発の発電コストは安いという主張が間違えていたということを、立命館大学の大島堅一さんが、電力会社の実際の経営データー、有価証券報告書に基づいて、すでに立証してくれています」
水野「火力発電にすれば、石油をもっと買わなければいけない。そのコストはどうするんだって話、ありますよね」
小出「もちろん、燃料費は払うわけですけども。その燃料費を計上してもなおかつ火力発電所は原子力より安いのです。揚水発電所は原子力発電所で余った電気を使うためにのみ作られたとわたくしは主張してきたのです。その揚水発電所は、殆ど動かないのですね。要するに原子力発電所の電気が余った時だけ動くわけですから。殆ど動かない。建設費はそれなりにかかってるから。発電単価がべらぼうに高いんです。原子力発電をやるためにそんな発電方法が必要になるわけですから。それも原子力発電の発電単価に上乗せすると、原子力発電の発電単価はさらに高くなります。呆れた話ですね。今回の原子力発電所の事故で、一体どれだけ被害が生じるのか、それをもし原子力発電所の電気料金に上乗せするとしたら、いったいどれほどの上乗せになるのか、まずは東京電力の社長に考えて欲しいと思います。」
・揚水式は「せっかく作った電気を無駄にしないための工夫」だったかな？教科書に出てた記憶があります。ダム式や導水式でなければ無意味です。わざわざ電力使って汲み上げるなんて、ナンセンス。その費用も賠償財源も電力料金に含まれているなんて、なんちゅうメチャクチャやるんだ！思えば学校の先生も大変だよね。かたや平和教育で反核やりながら、教科書やテストで原発推進でしょ。やってらんねーだろうなぁ。
75：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 03:32:11: 2011年9月16日
元外務省官僚・佐藤優氏
文化放送「くにまるジャパン」
リビアと石油に関して、インテリジェンスの視点から興味深い内容を語っています。エネルギーの話は、世界中がつながっています。もちろん日本にも。

・「外務省のラスプーチン」ですか。懐かしい人ですね。ゴリゴリのたたき上げ官僚で、ノンキャリにして国政の裏事情に通じる特殊な人物です。人脈も広く、新右翼系保守派の論客としてドラマチックな経歴を誇っています。公務員をやめた今は、ある程度自由に話せる立場になりました。面白いエピソードが飛び出してきそうですね。
74：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 03:23:34: 安全な原発がある、とまだ思えるとしたら、私は大変不思議です.
２０１１年９月２０日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」

・そうなんです。たった4基の原子炉が事故起こしただけで、日本がぐちゃぐちゃです。また何かあれば日本はおしまいです。そんな危険なものを、深い考えなしにじゃんじゃん建てたんですね。商用原発は全部国有化して廃炉にしましょう。心配しなくても、廃炉には時間も費用もたくさんかかるし、雇用や補助金は維持できます。水力も火力も余裕あるし、商社のコネで石炭とガスを輸入すれば良い。電力だって核抜きで大丈夫！廃炉技術の革新で日本は優位にたてますし。原発やめましょう！
73：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 03:14:09: 5市町村の緊急時避難準備区域が今月中に解除の見通し
２０１１年９月２０日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」

・避難者を帰宅させて県民健康調査をやりやすくするのが目的なのでしょうか。国の方針を信じて被爆する方々が案じられます。チェルノブイリの調査研究で、年間線量推計１ミリシーベルトという指標が確認されたのです。だからこそ、規制に後ろ向きな日本政府もその基準を法制化したはず。事故から半年も経って、20ミリシーベルトを押し付けるとは、何の根拠があるのか疑問です。県民健康調査についても、疫学統計を完璧にやりたいという山下氏の動機は理解できます。が、承服しかねます。調査の前に医療でしょ？医者のくせにこんなことやるからメンゲレ扱いされるんです。被爆や放射線の疫学統計は、これ以上いりません。被爆状況があいまいで被爆障害は個人差があるので、どんだけ症例あつめても無意味。有意な結果は出ませんし、画期的な新基準も作れない。そりゃあ前回出したレポートはひどかった。一生懸命に国の筋書きに合わせていじった結果、知性を疑われちゃ腹も立とうというまの。けどね。海外の研究者に統計の初歩をボロクソにけなされた悔しさは、最高水準の医療でリベンジするのが医者の仕事。変なプライド発揮せず、実直に医者の役目を果たしなさい！あなたがやるべき任務は被爆者の治療と発症予防です。そして、人々を危険から少しでも遠ざけて、あらたな被爆を回避すること。医師としての本分に立ち返り、使命を尽くせ！
72：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 03:06:51: 「脱東電オフ」を9月24日（土）に開催します。2011.09.21

「脱東電」を明確に謳ってみようと思ったきっかけは、3.11以前の「2010年8月」に、東電が福島原発の6基の原子炉の保険の更新を打ち切っていた、という報道を受けたことです。

・オフ会、楽しみですね。私は体調が最悪なので、今回は遠慮させていただきます。すいません。何せ九州住まいの療養中なもんで。オフ会は10年ぶりです。渋谷や新宿、池袋、横浜とたくさんやりました。私の正体に気づいた人もいるかな？
次回のお誘いを楽しみにしてます。盛り上がって下さいね！
・皆さん、楽しんでくださいね。私はそろそろ掲示板を閉じます。このハンドルネーム使うのもあと数日です。管理人様、皆様、今まで本当にありがとうございました。入院の可能性も出てきたので自粛します。

・管理人様
ありがとうございます！今まで好き勝手書いちゃって申し訳ありません。皆様も失礼ございましたら、どうかお許し下さいませ。書き込み止まったらベッドでへばってるんだとお察し下さいますよう。酒＋タバコ＋カフェイン＋過食は怖い！今さらながらに反省してますm(_ _)m
71：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 02:56:18: 2011年9月18日
NHK　ETV特集
「シリーズ原発事故への道程前編置き去りにされた慎重論」

『原子力政策研究会』の録音テープ。1980年代から90年代にかけて、我が国の原子力発電を支えてきた研究者、官僚、電力業界の重鎮たちが内輪だけの会合を重ね、原発政策の過去と行く末の議論をしていたのだ。議事は非公開と決めていたため、当事者たちの本音が語られている。さらに、生存する関係者も福島原発事故の反省を込めて、今その内幕を率直に証言し始めた。

・アメリカの承認と指示のもとに、日本の原発事業は始まりました。当時、世界は「原発建設＝核兵器開発」だと認識していたし、日米もその効果を利用したかったのでしょう。番組は伊原研究会の録音テープという貴重な音源を提供し、CIAとの関係を証明する文書まで登場させます。今までのNHKの番組を下地にすると、日本に与えられた核戦略の使命が浮かび上がってくるのです。
残念なことに、電力会社、政治家、アメリカ間の地下水脈への切り込みが弱い気がします。今後に期待します。
70：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 02:40:55: 政府の「冷温停止宣言」の間違い
２０１１年９月１９日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」

・「水位」「除染」の次は「冷温停止」ですか。流行語大賞にでも応募するつもりかしらん。国内に用語を振りまいて実態から目をそらす意図が見えてきます。排水や漏水の対策できずにひたすら水をかけ続けているのに、お釜の底が抜けた事が確実な状況でこの表現はいけません。再臨界や水蒸気爆発の可能性は消えていないのです。不相応な用語を自己欺瞞の合い言葉にしなさんな。ワライモノです。地下と海洋への汚染水拡散を抑止し、原子炉建屋に被覆施工した上で、排気筒にフィルターつけるのが先です。もし、これらの対策を実行中なら、それをそのまま公表すれば良い。
今のこの時期にこういう見解を公にするとは、まさかIAEAやICRPの指示ではないでしょうね？円安を警戒したアメリカの要望？日本国民をバカにする愚劣な発言はつつしんでもらいたい。怒りを通り越して悲しくなります。
69：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 02:27:40: 2011年9月15日
詩人で作家のアーサー・ビナード氏
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」

八ッ場ダムをめぐる新しい動きについて批判し。原発、沖縄、八ッ場ダムに共通の利権構造と自治体の願いについて、指摘し。

・八ツ場ダムは無駄です。どうしても作るなら、水力発電所に変更するべきです。発電以外に活用法はありません。事業の即刻中止を求めます。
68：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 02:21:25: 2011年9月15日
詩人で作家のアーサー・ビナード氏
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」

『土を返せ』

・あるテレビ番組でした。おばあさんが畑で野菜の世話をしていました。その手には線量計。「孫のために」とつぶやきました。数値はみるみる上昇します。訪れた研究者は「高いですね」と一言。おばあさんは悲しい目をしました。
別の番組。除染の実際を紹介したものです。農家のおばあさんは、かえって来た孫のために必死でスコップを踏みました。孫たちがかえって来れなければ意味がないのだと感じました。作業員も手伝って、どうにか線量を下げました。
汚染された土はかえりません。手塩にかけた作物で、大切なお孫さんを被曝させる。改善されたと告げられ、家族を住まわせて被曝させる。大規模移住や被曝医療を徹底しない。事故は続き被曝者は増えるばかり。
私の知人は引っ越しました。ハガキには「私達には子供がなくて良かった」とありました。彼らは不妊治療を頑張ったけれど、妊娠出来なかったのです。
私のまわりには、核で苦しむ人がいます。悲しみを繰り返さないでほしい。

・番組のこのシーンを見て、研究者とNHKに対する信頼が崩壊しました。彼は冷や飯食って人の心を知ったと思ってたのに。自分がいちばん分かっている分野なのに。職についたら保身ですか。制作もアカンです。国から注文がついたのでしょうか。もともと水野解説委員にカチンと来てたところにコレです。東電を批判するどころか、広瀬氏が指摘した利権の闇も核開発の真意も中途半端。天下のNHKなら、つぶされる覚悟で東電とケンカして欲しいです。元気な上杉氏を見習ってほしい。彼は自分のスタンスと存在意義の理解を深めています。
67：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 02:10:56: ストレステストがバカげている理由
2011年9月15日
小出裕章氏とジャーナリスト神保哲生氏が対談
TOKYO FM「TIME LINE」

・ストレステストは本家のNRCとGEがやるべきです。ターンキー方式という丸投げを提唱し、今だに挙動不審ですが、情報は持っているでしょう。実際に動いたのは中曽根氏と正力氏、そして米国政府とＧＥでしたね。
ストレステストはリスク管理の代表です。問題は推計に使用する関数と想定数値です。ここで手を抜いたらナンの意味もありません。リスク管理の原則に従い関数モデルはサンプル分布形状を考慮しましょう。
国民の健康と国益を毀損し続ける原発はやめて下さい。核廃棄物が増えるばかりです。
ストレステストは、実施する人間に多大なストレスを与えることでしょう。急ぐより、後生に恥じないプロの技を発揮してください。

・確かにコンピューター・シミュレーションなんですが、ストレステストが本当に機能すれば、相当な数の原発が不合格になるはずです。特に欠陥が立証されたマークＩは廃炉しかありません。チェックがチェックになってないところが悲しい現実です。運転ありきで万事進め、原発推進の嵐が吹き荒れる。いま計画されているストレステストは茶番です。お手盛り合格なら、やらなきゃいい。でもね。そんなこと認める政治家は、選挙で地位を得てる。なんか、悲しくなります。
66：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 01:57:43: 原発の「確率論的安全評価」の不充分さ.
2011年9月15日
小出裕章氏とジャーナリスト神保哲生氏が対談。TOKYO FM「TIME LINE」

・「確率論的安全評価」については、小出先生の解説通りです。統計学の検定を行い、所定の不良率を見込んで確率曲線を引き、近似する分布を選択して棄却域の状況を確認します。第一種、第二種ともに誤りが生じる可能性を低減できる閾値を求めます。サンプルをＲやスパコンに放り込んだらすぐに正答がかえってくるわけではなく、ランダムサンプリングの手法とサンプル精度が問題です。すなわち、真にせよ偽にせよ、膨大な領域ごとの正確な指標選択と判定がなされないと、まったく意味がなくなります。これがシミュレーションを行う推測統計の手法です。
まんべんなく質の高いサンプルを無作為かつ層化二段階抽出し、最低100近くは有効な試料が得られないと、意味のある推計は出来ません。これは多変量変換を用いるロジスティック解析やＴスコタ等のノンパラや回帰分析の尤度を確保する大変重要な要素です。
一見正しい評価に見えて恣意的な誘導が可能であることは耐震偽装事件でも立証されています。原発建設の大事にあたって、ターンキーという丸投げを認めた関係者の理性を疑います。その貧困な心ゆえに、欠陥を看過してしまったのではないでしょうか。経済性優先と政治主導が問題だと叫ばれていますが、責任ある地位の人間に血の通った判断が出来なかった事が要因だと感じました。
65：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 01:40:48: 2011年9月15日
小出裕章氏とジャーナリスト神保哲生氏の対談
TOKYO FM「TIME LINE」
「原発事故の原因は津波か、2号機は地震でサプレッションチェンバーが破壊」

・私も地震も津波も両方事故要因と見ます。設計図書の不備や構造上の欠陥に加えて整備不良まで揃っては、事故が起きて当たり前です。マークＩの設計耐用年数は10年です。耐用年数を経過してなお延長するのはおかしい。「廃炉に莫大な費用がかかるから運転継続を認めた」という話を聞いたことがあります。東南海連続地震の危険性がうんぬんされるのなら、とにかく原発を止めて対策を講じるべきです。昨夜のETVは良い内容でした。

・日本は世界有数の地震国であること、原発は地震に弱いこと、この２点は電力会社も国も認めると思います。であれば、そもそも日本に原発を作るべきではなかった。設計耐用年数が10年というのは、理想的な地盤に完璧に建設され、模範的な運転のもとに災害や事故がない場合です。普通15年程度で減価償却しますが、うまくいったとして実用耐用年数は20年が限界でしょう。不適応地盤に丸なけで建設され、故障と事故を繰り返したのですから、40年使えた炉は奇跡です。これを60年まで継続するなんて正気とは思えません。中性子によゆ脆弱化や配管劣化を無視するつもりなのでしょうか。
マークＩは沸騰水型ですが，沸騰水型にも加圧水型にも格納容器に限界があります。特に沸騰水型は炉心溶融に弱い。わかっていたはずの欠陥と安全管理が放置されているのです。これは立派な犯罪です。
64：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 01:26:48: ２０１１年９月１５日
月刊『創』主催「原発とメディア」シンポジウム
パネリスト：高田昌幸氏(ジャーナリスト・元北海道新聞報道本部次長)
大メディアの腐敗構造について、記者クラブを交えて構造的に批判

・マスメディアは、福島第一原発の経過を逐次報道していません。特に、4号機燃料プールの問題、2号機・3号機の具体的状況はニュースになりません。1号機のテントにしても、天井を被覆して原子炉建屋に蓄積する放射性気体をどう処理するのか、明確な情報がありません。建屋内の作業環境を改善することが目的なら排気筒を活用し、終端にフィルターを増設して排気筒から排出すべきです。
これらの進捗状況も、方針も、計画も見えない。何度となく不具合停止を繰り返す海外製寄せ集め浄化装置のその後はどうなったのか、国産浄化装置の稼働はどうするのか、など、今なお収束しない事故の事実報道が圧倒的に不足しています。スポット的に話題となる番組は流れますが、福島第一の現状と展望には直接関係ないものが多数。マスメディアの堕落は確定的です。
63：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 01:17:54: 改革派官僚が活かされない永田町・霞が関

2011年9月15日
古賀茂明氏
テレビ朝日モーニングバード「そもそも総研」
改革派の官僚が登用されない状況について

・私にもnihilismはあります。こうして書き込む行為そのものが、私にとっては限界打破へのあがきなのでしょう。私は古賀氏の官僚としての技量を知りません。だから、古賀氏のようにズバッとモノを言う役人をどうとらえるべきか、判断できません。
人物期待論はいつの時代にもありますね。大衆は難局の打開を願ってやまない。だから目先のヒーローにすがりたくなる。でも、その人物の内面を探ってかみしめてから支持する姿勢があるのか。現在の政治体制の課題は何なのか。最大多数の最大幸福が実現することを願っています。

・今のノンキな内閣のように、しょーもない政府には「物言う官僚」が必要です。ただし、公務員だから職務上知り得た秘密を守る義務があります。退職して内実を暴露したり、政策改革に協力したり、これから古賀氏にはいろんな仕事があると思います。氏を事務次官にする度量がない政府の窓際はツラいでしょう。現職じゃ守秘義務あるし。今後の活躍に期待します。
62：徒然人 :
2016/09/02 (Fri) 01:07:52: ２０１１年９月１５日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」
「なぜ今、セシウム等の特定の放射能だけが注目されるのか」
ウランが核分裂反応を起こすと２００種類ぐらいの核分裂生成物という放射性核種が生まれます。今はセシウム１３４と１３７。当初はヨウ素という放射能が問題になっていました。なぜことさら問題にされるかというと、原子炉事故の時に、環境に逃げて来やすい性質を持っているからです。セシウムやヨウ素よりもっと逃げて来やすい放射性物質もありまして、希ガスと呼ばれる一群の放射性核種です。キセノンとかえークリプトンとか。ガス体であるために原子炉の中に入っていたもののほとんど全量が事故の時に環境に出てきます。事故当初は希ガスが問題になった時期もあったのですが、人間が呼吸で吸い込んでも、人体の中にたまらないですぐに出ていってしまう。風に乗って流れてきても地面に沈着することもない性質を持っていますので、本当の当初だけしか問題になりません。危険性があまり大きなものでもありません。長期間に汚染を広げて、食べ物などを通して被曝をさせるというのはセシウムが一番重要になるということです。ストロンチウム、プルトニウムという放射性物質もありますけれども。環境に出き量では、圧倒的にセシウムが多いので。基本的にセシウムに注意を払って欲しいと思います。

原発事故が終わってない以上、ありとあらゆる核種が問題となります。そして、被曝という現実がやってくる。国や東電のアホな対策で、被曝者は増大している。こんなにヒドい状況に、積極的な行動がない。そのくせ、世論をもてあそび、疫学調査をやるという。福島の住民には、健全に生きる自由を奪っておいて、疫学調査に協力しろ？医師には治療させない？狂ってるのか？
中曽根さん。あなたは被曝者に土下座しなさい。資産をなげうって賠償しなさい。ほかにも甘い汁すったヤツ、はらわたブチ割って反省しろ！
61：徒然人 :
2016/09/01 (Thu) 00:21:57: ・東電の罪

（１）どんな罪か
原発を導入して被爆させた罪。
（２）ソース（記事URLや記憶に残ってる内容）
ソースはブログ他多くのサイト
「東電・原発おっかけマップ」など。

（３）どんなふうに思っているか
長崎・広島の被害で核の恐怖を知りながら、平和利用という口実で原発を導入した。原発建設をおしすすめ、故障や事故を隠しながら危険な状態を放置した。その結果、福島第一で事故を起こした。一度運転を始めたら汚染を完全に除去することは不可能に近い。わかっていながら何もしなかった。被害者を救済せず、原発の再稼動をもくろみ、作業員をも傷つけた。

2011年の告発

●告発状「東電用」提出版　
●告発状「学者用」提出版　
●広瀬　隆氏　　陳述書
「東電用」
「学者用」
●明石　昇二郎　陳述書
「東電用」　
「学者用」

（※明石昇二郎氏のHP「ルポ研」より）
60：徒然人 :
2016/09/01 (Thu) 00:10:49: 坂本龍一氏のDVD映像などを手がける映像作家ショウダユキヒロ氏監督
短編映画「blind」blind from YUKIHIRO SHODA on Vimeo.
「現実に目を閉ざすものは、未来に盲目である」という言葉で作品は締めくくられています。未来に生まれるであろう子供との出会いを通して、頭ではなく、「気持ち」で、放射能汚染のリスクを身近に感じることができます。

・坂本さんには一度お目にかかりたいです。芸大でのアルカン演奏は伝説です。文化人の意見表明に敬意を表します。

・国は厚労省を通じて福島の体内被爆者より県民をえらんで継続観察の対象としました。予防医療は行わず、白血病やガンなどの可能性が出てきてから検査をはじめます。福島県立医大による追跡調査なので行動は記録されます。IAEAの指針を受け入れたからです。現在、どの病院を受診しても断られてしまいます。福島県民には人権がなくなったみたいに感じます。めちゃくちゃです。
もちろん、効果的、実験的な医療は受けられません。しかも、データを正確にサンプリングする目的で、彼らは汚染地に定住することになるのです。
これからは、医師の良心と、住民の思いきった行動、周囲のサポートが欠かせません。良識ある医師や弁護士もおられるでしょう。協力者を探しましょう。何より、妊娠世代以下の疎開に協力して下さい。
59：徒然人 :
2016/09/01 (Thu) 00:04:52: 2011年9月1日
NHKスペシャル「巨大津波が都市を襲う〜東海・東南海・南海地震」

・日本は独立した主権を保持しているのだから、IAEAの指針に逆らって被爆者救護を優先しなきゃ。疫学調査は避難した後でやれば良い。汚染地に国民を縛り付けて調査協力を強制するなど、棄民としか言いようがない。
国や自治体は迅速な避難と支援こそが使命でしょ。被爆を国民に広めないことが大事。
国際賠償は対抗すればいい。世界のあちこちで核種漏出事故はおきてる。請求を心配するなら、福島第一に機材と人材を結集し、漏出を徹底的に封じ込めましょう。日本の全原発を停止し、水力・火力でしのぎ、事態を収拾してみせましょう。親のない子や身よりのない高齢者、介助が必要な障害者を支え、人徳を見せつけてやりましょう。
目の前で苦しむ民を救わずに、何のための国家か！職責にある者よ、市民よ、立ち上がれ！！

・私の知り合いが協会のことを話してた。管理区域を厳しくやってるように見えて、デタラメだ。昨年は産廃業者が「ラジウム買います」「高出力の線源引き取ります」と言って来たそうだ。廃棄した医療機器の線源管理がずさんだ。
58：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 23:50:24: 「官僚と東電はバッチリ組んで、被災地に入る官僚に特別手当増額」
吉田照美「手当てされたいのは被災地。ふざけんな！」

2011年9月1日
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」
アーサー・ビナード氏

・保身に走る醜態はみじめだね。カラダ張って国に尽くす人間はいないのか？
首相や経産相が保安院からメルトダウンの予測を聞いてたと言うことは確かに許せん。避難を邪魔したのと同じこと。しかし政権与党よ、今すぐ捜査が必要か？まずは被災地を救うべきだろ？この国のトップには正しい判断能力もないのか！
57：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 23:45:45: 頑張れが、イコールそこに粘って頑張れだと、逆に被害を増幅させるはめになる

2011年9月1日
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」
アーサー・ビナード氏『おいでよ東北』

・ビナード氏の主張に同意します。現在も事故が収束しないのですから、避難が最優先です。被爆が拡大すれば取り返しがつきません。晩発性放射線障害による疾病の大量発生が迫っています。手遅れになってから騒いでも遅いのです。誰も命や遺伝子を保障してくれませんし、第一不可能です。直ちに逃げましょう。
56：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 23:34:28: 2011年9月2日
JFNラジオ「オンザウェイジャーナル」上杉隆氏について

・緊急冷却装置とはECCSの非常用復水器。GEのマークＩは古い原子炉でRCICが設置できません。そこで機械的に作動する非常用復水器がある。この情報は３月下旬にリークしマスコミは７月下旬までに報道。実際にマークＩの運転マニュアルには容器破損を防止すべくオンオフを繰り返して急激な温度低下を避ける手順があります。今回の手動操作問題は、電源喪失や計器停止によって正確な炉温や水位が把握出来ない状況で、配管系の破損を想定しないまま冷却系を操作した点にありそうです。脆弱な炉と大規模な災害に、余りにも無力でした。放射能漏れ事故は、RCICを設置してある原子炉でも解消出来るものではありません。原子炉そのものが危険極まりない存在です。人災の原因究明も大切でしょう。確かにマスコミは情けない。しかし、まずは事故収束と被曝者救護、全原発停止が必要です。終わりが見えない事故をかかえながら、他の原発を運転するのは異常です。情報を隠蔽し、避難と被曝医療が立ち遅れる現状は、明らかに人権を毀損しています。国家のリスク管理の基礎が壊れているのです。訴えるべきは、これらの観点ででしょう。メルトダウンの原因が手動操作によるものかどうかという検証や報道姿勢を問うよりも、実際の支援と行動の不備を批判することが先決。
・東電と経産省、保安院の責任は重大です。マークＩのような欠陥だらけの骨董品を、フィルターなしのベントつけて運転し、非常用電源の配置も工夫がない。これを認可した関係者の無知と無責任は犯罪行為と言ってよい。福島第一を教訓にするなら、まずは原発とめましょう。地震や津波なら直接被害ですみますが、原発事故は影響が大きすぎます。国が止めずに電力会社にはできません。このままダラダラ行くだけです。そして悲劇が繰り返される。
・原子力資料情報室の会見参加は意義がありますが、政権側に人がいないと締め出されます。シャンシャン会見にしないため、門戸開放願います。運転責任について東電は逃げの一手。国は追及しない。東電の体制存続を許してしまうことになります。原発は機械的な安全性も確保できない上に人災も引き起こす。国も東電も汚染に対処できず、被曝者は増加する。東電を国有化し、原発を停止しましょう。日本の叡智を結集して事態の打開に動きましょう！政権が歴史の審判を受けるのです。大和魂を見せて下さい！
55：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 23:02:33: 汚染灰、宮城県のみ見つかっていない謎。柏市は汚染を知らずに埋め立て。

2011年9月1日、報道ステーション
汚染灰の現状
全国で汚染灰の一時保存は増え続けている。8月31日には汚染廃棄物処理の基準を8000ベクレルに決めた。

・マスメディアの感性は鈍麻してしまいました。倫理観も崩壊し、社会正義を達成する意識の欠落が拡大しています。国や東電の犯罪性は言うまでもなく、自治体までもが異常な状況にあります。「パニックを防止して経済を活性化すること」が第一義的目途なのでしょうか。国民を愚弄しています！全国の各原発の廃棄物と、今回の福島第一による汚染物は区別しなければなりません。福島第一からの放出分に限って福島県内に造成した処分場に搬入を認可し、線量閾値ごとに分別処理するのが常識です。市町村の首長が国に直訴しましょう！関東・東北の住民は集団訴訟を準備して下さい！原告団は複数にわかれ、各地裁に提訴しましょう！

・福島県知事だけでなく宮城県知事までも脳が崩壊してしまったようですね。このまま「国が言ってるから安全だ」「因果関係はない」で押し切るつもりでしょうか。心配な市町村や農協は国に陳情しましょう。民主党や自民党、公明党に「投票しないゾー」と圧力かけましょう。被爆者は弁護士立ち会いで線量測定し、告訴しましょう。今の内に協力してくれる医者と弁護士を探しましょう。

・宮城県の農産物や海産物には注意が必要ですね。住民も退避するべきです。あなた方は十分耐えました。これ以上被爆する義理はありません。
54：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 22:54:41: 約100倍も汚染が強いゴミもそこらに埋めてしまうしかないと言い出している.
2011年9月1日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」

放射能汚染ゴミの処理の規制上限引上げ

・私たちが警戒しなければならないことは、クリアランス基準のかさ上げによって核廃棄物の焼却が大規模な大気汚染や土壌汚染を引き起こすことです。埋設により水系も汚染されます。国が決めた方針で処分が進めば晩発性放射線障害が頻発するでしょう。被爆者救護が遅れると被害拡大に拍車をかけます。
また、厳格な罰則規定を設けずに処分場を確保したら、全国の核廃棄物を呼び込む可能性が否定できません。そうなれば、原発維持・改築もしくは原発新設へと突き進む危険もはらんでいると感じます。
53：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 22:45:15: 廃炉工程案は楽観的な絵。格納容器の水漏れを直すことはまずできない。

2011年9月1日
小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」

・懸念した通りの事態が進んでいますね。膨大な体積の核廃棄物を燃やして埋め立てる。通常のコンクリートは劣化し、漏出します。これが日本のあちこちで起きるわけです。同時に災害対策に欠陥をかかえたまま原発運転を再開する。常に国民の生命は視野にない。

漏水をとめて水位が上がれば線量が下がり、レーザー溶接など水中溶接の適応はあります。ただし低下したとはいえ相当高い線量なので、ロボット溶接が可能なのか疑問です。溶融燃料が格納容器を貫通していた場合は絶望的ですね。溶融燃料を大量に残したままコンクリート注入により密閉しては臨界や爆裂の危険が増大します。
核生成物を垂れ流すつもりなのでしょうか。先が思いやられます。
52：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 22:13:43: 田原総一朗氏「ドキュメント東京電力」

チェルノブイリでもそうなんですが、過去の核実験による内部被爆データは非開示なんです。だから、チェルノブイリも日本の暫定規制値も生体による実効値ではないし、日本人の食物摂取比率を考慮した基準でもありません。基準自体がおかしいんです。
さらに、セシウムだけが問題になるのも変です。ストロンチウムや硫黄、テルル、トリチウム、プルトニウムなど影響が心配な核種があります。でもマスコミは流しませんし、国も情報を公開しません。
国民の生命と遺伝子の問題をないがしろにしているとしか考えられません。
日本政府とアメリカは実態を非開示とする点で合意したようです。これまでの被爆についてはデータや情報もありますが、今後のデータがどれだけ出てくるか不安になります。海外のリークサイトは有り難いですね。
51：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 19:32:49: NHK ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図３」

言われてみれば、除染の大変さを解説したようにも見れます。除染マニュアルが公開された意味を考えると、あそこまで徹底的にやってくれるつもりなのか疑問ですが。

鉄腕アトムは国策アニメでしたね。原子力の平和利用は可能だと、何となく感じていました。長崎や広島の惨劇を写した本に恐怖を感じ、嫌悪感を抱きました。被爆者は別の人種のように思っていました。
その気持ち悪さは原子力そのものに原因があることに映画「チャイナシンドローム」で気づき、チェルノブイリ原発事故で確信にかわりました。その予想は東海村の事故で裏付けられ、福島原発事故の今、また反核の願いをかみしめています。
原発再稼動をした自民党や公明党に良心があるのなら、反核に転向してほしいと思います。与党が非国民でないのなら、直ちに原発をとめるべきです。
今まで安全に管理できなかった原発が、これから安心できるわけがありません。
アトムは後悔しているのではないでしょうか。
50：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 19:27:02: 「疎開」と「除染」の報じられ方。位置付けについては、住民も自治体も考えていると思います。マスメディアには期待してもダメですし、結局は関わる人間個々の問題に還元されるのでしょう。薄情なようですが、国と世論が真相の暴露を嫌がり誤魔化しを好むのであれば、来るべきものが来るだけです。因果応報は世の道理ですから。自治体ごとに汚染廃棄物処理が進みます。食品規制も緩和。「安全だから異議は許さない。東日本の資産目減りは日本経済を破綻させる。復興には低線量被爆くらい我慢しろ」という流れが固着したように見えてなりません。ただでさえ環境破壊が散在します。放射線障害と重金属汚染がこれに重なるわけです。未来の子供たちに生きる道が残されていることを祈ります。
・利潤追求がマスコミ関連企業の目的とすると、短絡的な損得勘定に走る動機も分かる気がします。保身のために政府に従いたくもなるでしょう。しかし、木村先生や岡野先生までも推進派に取り込むかのような番組制作には呆れました。高圧水洗や廃棄物処理など問題シーンが続出。世論を味方につけて真っ当な利益を目指すなら、疎開こそ訴えるべきポイントのはず。ところが、番組では若年層が汚染地域に帰宅可能であるかのように演出しています。メディアの思考破綻は、世論をミスリードします。妊娠に対する考察が甘いのも、おしなべてマスコミの倫理崩壊現象。耳障りなトピックを黙殺していては、ジャーナリズムが死んでしまいます。ミニメディアの活躍に期待しております。
原発推進の流れを止めたいと願いますが、国やマスコミ、推進派学者の主張を信じ込む人々に接すると無力感が増すのも事実です。私は除染を否定するわけではありませんが、線量低減や有効期間には限界があります。国が情報を隠蔽し、学者や医師が善意と叡智を存分に発揮できない現状では、信頼感がありません。どのみち除染は必要。私は福島第一周辺住民の転居はかかせないと考えます。コミュニティーごと全国各地に移住してほしいのです。日本全体の課題として核問題と取り組む必要があります。被爆者蔑視もできないほどに混ざって欲しいのです。
原発を止めたいと願う方々の善意と良識が、すでに人としてのあり方を示していると感じます。この大事変にあって、迷いや苦しみは常に消えることはないでしょう。しかし、人の心の温かさと未来への使命感が灯明となるに違いありません。反原発の躍進を願っております。
49：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 19:04:10: 2011年8月28日
NHK ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図３子供たちを被曝から守るために」
木村真三氏（獨協医科大学准教授）、岡野眞治氏（元理化学研究所）。

・木村先生や岡野先生の善意は疑えません。しかし、除染強調のあまり、福島の方々を誤誘導することが心配です。除染効果は限定的であり永久ではありません。除染より若年層の避難と被爆線量計測、薬剤投与が先です。推定年間線量1.0ミリシーベルトを超える地域の妊娠可能世代以下の住民を九州へ避難させて下さい！
雄弁な与党は原発推進の匂いがします。気のせいでしょうか？チェルノブイリでは晩発性放射線障害が事故後２年目頃から本格化しました。放出核種の調査と対策が必須です。国は詳細な線量計測を実施しており、シミュレーションモデルを何種類も構築しているのに公開しません。非開示なので迅速な被爆予防もできません。学校の先生も地域の医師も箝口令が敷かれたようにダンマリです。原発推進派は子供たちの亡き骸を積み上げてカネを動かすつもりですか？
巧言令色すくなし仁。
・Bioassayによって生体への影響を監視する視点が大切です。個別にマクロでやるのは後にして、とにかく採血採尿と甲状腺シンチ、骨シンチ。たいていの医学部で即座に実施できます。対象者の絞り込みも、適切な汚染マップがあれば進むし、現場の臨床医による実験的な投薬だって可能でしょう。現在も、大気中や海中に超ウラン核種の漏出が続いています。国は除染とホールボディの限界を広報すべきです。
48：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 02:19:39: 「強欲でつながった人たちと、命を守るためにつながりあった市民。この対立軸以外は私には見えません」中手聖一
2011年8月27日
東京都台東区で開かれた「第2回核・原子力のない未来をめざす市民集会」
中手聖一氏が講演。中手氏は「子供たちを放射能から守る福島ネットワーク」の代表。２０ミリシーベルト問題の交渉を始め、多岐にわたって活動されています。今回の講演では、放射線健康管理リスクアドバイザー山下俊一氏の言動について、鋭く批判するなど、述べています。疎開の必要性を強く訴えています。

・ウダウダ言わず、腹くくって事故を処理する！原発とめる！データ流す！避難する！クスリ配る！あたり前のことだろ？
・国に絶大な影響力を有する福島県立医大山下俊一氏の主張は「最初の10日間を過ぎたら何やってもムダ。人心を惑わすだけだから高めの基準を周知してパニックを防止しろ」という感じでしょうか？これが国の政策だとしたら寒気がします。いや、吐き気かな…。
Bioassayによって生体への影響を監視する視点が大切ですね。個別にマクロでやるのは後にして、とにかく採血採尿と甲状腺シンチ、骨シンチなら、たいていの大学医学部で即座に実施できます。対象者の絞り込みも、適切な汚染マップがあれば進むし、現場の臨床医による実験的な投薬だって可能でしょう。現在も、大気中や海中に超ウラン核種の漏出が続いています。国は除染とホールボディの限界を広報すべきです。
47：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 01:11:44: 神社と津波到達点の地誌的相関

・詳しくは「国史大系」と「神道大辞典」を参照して下さい。史料をもとに津波の年代と神社の存続史を照合しましょう。戦史もポイントです。
・国史関係の学部、院では恣意的解釈について厳しく指導されますよね。出土品のアイソトープ判定と第一次資料を合わせて、関係文献は写本重視で鑑定します。現代地図や歴史遺跡はそのまま信用せず、歴史地図を批判史料とします。津波被害によって流れなかった神社がライン状に残存した場合、ならびに意図的に警示された場合でも、破壊された社殿が再建されない理由とはなりません。さらに、幾度の戦乱や習合形態によって寺院が排斥され神社が進出する事態も生じました。逆に大神社が小さな祠に変遷することもあります。社寺文書や神道大系の調査も必要となります。以上の論拠から、現存神社が津波への警告という意図に基づいて建立されたとする説は棄却されます。神社配置が津波への警告であるとする説を証明するには、考古学や神道学に加えて文献批判を行わないと信用されません。現存神社と津波警告を安易に結び付けてはいけません。あえて考えるなら、歴史上の偶然か、配置・地図の操作が疑われます。論文として提出されても指導教員が叱責されます。
46：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 00:48:05: 2011年8月29日付YouTube
大前研一氏の見解「2012年、香港で原発事故想定の避難訓練スタート」
だが建物に耐震性なく、地震で香港そのものが崩壊する原発事故を想定した避難訓練は、日本では行われてきませんでした。つまり中国は、原発事故は起きうるという前提で、原発を推進しているわけです。中国の技術的な信頼性はともかく、この点では日本より中国のほうが、原発のリスクを正しく捉えているのかも知れません。

---以上引用---

・大前先生は風見鶏やることも多いんで、スタンス決めてほしいと思います。
ソ連のチェルノブイリ対応や初動には問題がありますが、核種放出の抑制措置は迅速でした。中国も本気で原発事故対策を考えてくれると嬉しいですね。
ところで。白州次郎が東北電力会長で、日本の原発事業を推進したと知りました。私は彼を教養ある良心的保守だと尊敬していたのに、残念です。

・香港も大変ですが、地震で大きな被害を受けた経験のある台湾海峡両岸には原発が立ち並んでいます。台湾は防災演習を実施しましたが、サッサと停止して点検とNRCによるストレステストを行うべきです。東日本大震災の影響で、地震や津波に襲われないと言い切れません。被害は日本にも波及します。
45：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 00:36:39: 「神社と津波到達点に関係がありそう」という仮説について

学究のはしくれとしては、多様な角度から先人の考えを検証する癖があります。バッシングに抵抗できず、学会から排除されてしまうからです。
個人的には、番組内容そのものよりも、津波への警告というコンセプトを切り口に、国内全域の原発や危険物取り扱い施設の問題に視聴者の関心を向けるという波及効果を期待したいと願っております。
神社の配置はともかく、あちこちに点在する津波石には胸が痛くなります。先人の天変地異と未来への祈りをいかすことができなかった点が余りにも多かった。原発もそうです。
44：徒然人 :
2016/08/31 (Wed) 00:24:22: 神社が大津波の浸水域に沿って建てられ警告していた
2011年8月20日
TBS「報道特集」
---以上引用---

・東電は、貞観大津波をはじめ、地震や津波の危険性を予期しており、その上で対策を怠ったのです。東電の生きる道は、国有化しかありません。資産を差し出して賠償しなさい。社員は下請けも含めて公務員として管理されるべきです。現場の作業員も人事管理を徹底しなさい。彼らの安全が確保できません。全国の原発は廃止すべきです。それまでは国有化によって国が責任を持つのです。他の原発が事故を起こしたら、もう言い逃れはできません。原発事故は常に発生しています。責任を追求されたくなかったら、原発事業を国有化し、リスク管理を行いなさい。
・神社がならんだラインは、過去に津波被害の到達点に接近している可能性は否定できない。ただし、積極的に警告した結果と結論づける確証はないということ。
・とうとう、自民党が作った核廃棄物処理法案が成立した。国の都合で、放射性ガレキをドンドン燃やせるようになってしまった。大気や海中に漏出する核種はどうなる。
除染、除染とマスコミは騒ぐが、汚染土壌を搬出しても一時的なもの。周囲から流入し、また線量は上がる。高圧水洗した排水が新たな被爆を生む。汚染土壌が管理されず、処分場も完成しない。
安全よりも懐柔を選択するのが役人の魂胆か。国民が安心さえすれば、被爆も克服できるというつもりか。
一体この国はどこへ向かうのだ。利権亡者が蠢くばかり。
・政治家、官僚に告ぐ
1 直ちに妊娠可能世代以下を避難。汚染地域は買い取れ。
2 内部被爆を調査し、防護薬を適正に投与し、被爆者医療を無料化。
3 速やかに福島第一からの大気汚染を阻止。外海への漏出を低減すべく、防潮堤を延長閉鎖。
4 東電を国有化し、資産を保全。全国の原発は国が管理し、水力・火力を増強。
5 国策として脱原発に転換。新規燃料の製造を停止。
6 福島に最終処分場を造成し、放射性瓦礫及び汚泥を搬入。
7 即座に生活困難を救済。避難世帯に代替地を提供し、生活費を永続的に保障。
これらは、国家経営の基盤。政治家も役人も人間の端くれだろう。国民の遺伝子を守れ！
43：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 23:00:49: 2011年8月23日
ニュースの深層
ゲスト民主党原口一博氏。福島第一原発の１号機の緊急冷却装置IC（非常用復水器）が地震直後に３回にわたって止められていたと報告。
---以上引用---
これは原口氏のミス。日本失敗学会に吉岡律夫さんという方がおられます。TVでの解説もあるので、リスク管理では有名な人です。失敗学会は大手メーカーも会員になっており、推進派の一角と言えます。以下、吉岡さんの経歴です。
1970年東芝入社、原子力事業部で原子炉設計や安全解析に従事。1998年東芝・情報制御事業推進室で機能安全事業担当。2004年東芝退社。2006年株式会社日本機能安全の発足と共に取締役就任。現在、機能安全規格に関する教育研修などに従事。2008年情報処理推進機構研究員を兼務、機能安全の研究と推進にも従事。
吉岡さんのコメント一覧です。推進派の中では良心的です。
http://www.shippai.org/images/html/news559/errata.html

・ただし、私は吉岡氏の考え方を全て受け入れているわけではありません。第一次資料に基づいて情報批判を行っていないという、学究に許されないミスを繰り返したからです。だから彼の予測が外れることになり、短期推定も不正確。吉岡さんの先見性が劣っているのには大きな理由があります。結局は原発の素人であり、推進派の一員なので、政府や東電、メーカーのデータに依存している点です。メルトダウンや操作ミスなど、多くの予測を誤ってしまいました。彼の見解は正しいものもありますが、推進に肩入れする素人ゆえに錯誤が生じたのです。その結果、彼を信じる官僚や閣僚が間違った判断をしてしまったのではありませんか？吉岡さん。あなたは事象の分析力と引用にとても優れた方です。しかし、あなたが推進派である以上、学問に対する姿勢を疑わざるを得ません。さっさと反原発に鞍替えしましょう！！
・東電の責任は大きいのですが政治家はどうなんでしょう？学者は国や東電が公表を認めたデータしか使えない雰囲気ですね。原発事業を推進する経産省の検閲でしょ？吉岡さんが良心を失っていないことは読めますが、そこまで企業や経産省に追従しなければなりませんか？超党派で原発死守を誓う議員団が出没したり、被爆者を強制収容する政策が囁かれたり。これが日本の正体ですか？魑魅魍魎ではないですか。大和の智仁勇はどうしました？恥ずかしい！
42：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 22:37:03: 2011年8月24日『上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告』田中龍作氏「フレッシュな放射能」放射能汚染が現在進行形で進んでいる。まずは逃がすこと。移転させること。

・福島の方へ。誤解を恐れずに要望します。福島第一から半径30キロメートル以内及びホットスポットに該当する地域にお住まいの妊娠世代以下の方は、汚染エリアに侵入しないこと。10年以上経過した後でも奇形や難病の子が生まれる可能性があります。羊水検査で判明するケースは一部の疾病だけ。被爆者の妊娠は安全ではありません。子供や妊婦は一時帰宅しないで下さい。お子様や胎児が甲状腺癌に罹患するリスクが高まります。複数の防護薬を適切に服用しましょう。防護薬なしでは、白血病や癌などの予防ができません。公的機関が配布しない時は、個人又は共同で入手して下さい。ほとんどの商品は薬局薬店やネットショップで購入できます。医薬品の個人輸入やネット購入は詐欺に注意。生活費や食糧は支給されない事があります。生活困難が予想される方は、入居前に役場や福祉事務所へ相談して下さい。弁護士会では無料相談があり、個人事務所でも30分5000円以上で受け付けています。生きていけないのにメンツを気にしないで下さい！命を守るためにあるのです。東電や国がどう言おうと被害を受けるのは住民自身です。
一時帰宅される場合は、財産目録や不動産の権利書など、資産を証明する書類を持ち出して下さい。買い取りや借り上げの交渉に必要です。防護薬には副作用があります。しっかり調べて服用しましょう。わからない場合は、医師・薬剤師に相談しましょう。透析患者や腎不全、不整脈の方は、避難先で配布されても服用せずに病名を告げ「高カリウム血症」について質問して下さい。
私は田舎に住んでいます。もともと農家です。田畑や山林もあります。自慢の味も、眺めも、安らぎもあります。最近不整脈で救急搬送されました。「大切な命さえあれば良い」。私は自分が死にかけてやっと目覚めたのです。汚染された土地にこだわるより、家族の命を大切にしましょう。賠償金取って医療も全額保障させ、代替地や住居を提供してもらいましょう。あなたが心から郷里を愛しているなら、訴訟に訴えてでも生活を守りましょう！考えがまとまらず疲れ切った隣人を、どうか助けて下さい。正しい行為に遠慮はいりません。強く真っ直ぐ正論をぶつけ、堂々と生存権を主張しましょう！
41：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 21:49:24: 2011年8月25日
NHKスペシャル「どう選ぶ？わたしたちのエネルギー」

・メディアの方々へ。
原子力ムラの影響が強いようですね。日本放送協会の良心も限界ですか？
原発全部停止しても、水力と火力の待機電力を再稼動すれば停電にはなりません。エアコンも遠慮せずに使えます。
電力資源を多様化するために自然エネルギーは導入すべきものですから、あえてリスクを連呼する必要はありません。
マスコミの異常なまでの原発擁護ムードが嫌悪感を誘います。もっと原発政策の欠陥を暴き出し、国民を裏切った人間を批評しなさい。記者としてのプライドを失ったのですか？国運が傾いているのですよ。原発のさばらせたら惨めではありませんか。
マスコミの生命をかけて原発に引導を渡しなさい！

---以下引用---
・エネルギー源とは、石油、石炭、天然ガス、太陽光線、水力、風力、（原子力？）などの一次エネルギーのことを指す。電気はそれらから作られる二次エネルギーであって、エネルギーの利用形態のひとつに過ぎない。
全エネルギー需要の9割近くは化石燃料であり、化石燃料は今後 2〜300年は無くならない。永久にもつわけではないが、原発があろうがなかろうが、節電しようがしまいが、100年以内に「エネルギー不足」になったりはしない。
日本のエネルギー消費のうち、電力の占める割合は約25％。これは国際的には高い水準で、ドイツでは電力はエネルギー全体の19％。つまり大半の国において、エネルギー消費の7割から8割は、化石燃料が直接的に使われている部分である。
たかだか全体の25％ほどしかない電力の、またその3割（原発が担ってきた部分）について（＝つまり全体の1割弱について）、原発再稼働か、自然エネルギーか、いや化石燃料か、という議論をすることに大きな意味はない。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110724

この様な石井彰氏の視点は目からウロコでした。
エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (ＮＨＫ出版新書　356)石井　彰

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140883561/chikirin-22/

NHK出版というのが苦笑してしまいます。
(トロピカルさんのコメント)
40：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 21:36:02: 2011年8月24日「鳩山由紀夫前首相主催勉強会『上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告』」上杉隆さん。

原口さんが総務大臣の時は総務大臣の会見は入れましたが、今は入れなくなってます、事実上。原口さんついでに申し上げると、発災直後からずーっと、子どもと妊娠してる女性だけでも避難してくれということを訴えかけてんですが、あれだけテレビに出てた原口さんがこうやってどんどん無視されてる。体が大きいのに完全に見えなくなってるというのが日本のメディアの恐ろしいところで。
横にすわっている川内先生も、衆議院の文部科学委員会で、科学技術（特別）委員会で、SPEEDIの公開について繰り返し３月から言っていただいているのに、報道されない。つまり皆さんがご覧になってる新聞テレビは半ば洗脳状態で、東京電力並びに電事連、電力総連も含めて、そこに対してのアンチ、原子力に対しての否定的なコメントは載らないという前提で是非ともご覧になっていただきたいと思います。

---以上引用---

批判される事が多い上杉さんですが、上記の発言は当時実際に起きていました。国民にも責任あります。「耳障りだから原発と地震、津波の話題に触れるな」との非難に圧力を感じて、マスコミの報道意欲が萎縮しました。そのために大切なことが隠され、ごまかされて来ました。しかし、視聴者やスポンサーのご機嫌とりはメディアの仕事ではない。必要以上に恐縮すると国民を誤誘導しかねない。社会に重大な影響を与えるトピックは、勇気を持って報道しなければ！
39：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 21:01:43: おしどりのマコさんその３

・おしどりマコさんは本当に詳しいですね。熱意にあふれ、現状批判もしっかりしてる。これで出典と調査統計つけたら専門家です。
これから異常現象の発生が相次ぐと思われます。国や東電はもちろん、自治体、産業界、そして個人レベルに至って意識を変革せねばなりません。そのためには、とにかく情報です。マコさん、頑張って下さい！

都内で京王線沿いに住む妹一家もノホホンとしてます。飲料水は水道そのままで、食糧は区別せず、近くの下水処理場に放射性汚泥がマンパイなのに線量を気にしない。もちろんヨウ素やセシウムもストロンチウムも関係ない。子供たちを田舎に疎開させることも悩まない。
理由は「どのテレビも解決ムードだし福島は遠い。原発はなんとか安全だろう。節電はつらい。都内には原発作ったらイヤ。地震や津波の支援がより大事」というのです。
新聞テレビなど、マスコミの責任は重大ですね。それをあやつる政府や企業もヒドい。

卵殻はカルシウム製品によく利用されます。日本の食品暫定規制値はいいかげんだし、サプリメント原料の基準まで網羅していません。
私は処方薬やキトサン以外の国内サプリメントは摂取しませんでした。キトサンは甲殻類由来で被爆の可能性はありますが、脂肪吸収へのささやかな抵抗のつもりで。
子供をつくる予定がある方は、国内原料のサプリメント摂取をやめて下さい。FDAの審査に合格した米国産の単味サプリメントには安全な製品があります。国産でも医薬品は自社で計測しているところが多いそうです。
空間線量も食品線量も使える国産の便利な線量計があるそうです。口に入れるものは自ら計測する時代が来ましたね。
38：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 20:51:46: おしどりのマコさんその２

---以下引用---

水産庁の検査で魚は福島県のみしかほぼ行われてない。福島県側の阿武隈川で７月２８日の時点で１０００ベクレル/Kgを超えた高いセシウムが鮎がみつかってるけれども、宮城県側の阿武隈川ではほとんど検査されてない。１回検査したのみで。同じ、川が流れているのに、福島県の淡水魚と海洋魚しか検査してなくて。それは汚染されているので福島の魚は一切市場に出ていません、だから安全です、という回答。他の地域が汚染されてるかどうかっていうのは、実はほとんど検査されていない状況。それをいくら言っても検査していただけない。
除染を統括してるところがない。だからどこに何を埋めたとか、それを５年後１０年後にきっちり管理してるところがない。１０年後掘り返したら実はビックリするくらい汚染された土壌が出て来る可能性がある。除染をすすめる前に除染を統括する部署を緊急に作る必要がある。
福島県の野菜は今すごく買い叩かれて安値。周りで食べて応援と思って消費者が購入しても、中間業者が儲かるのみで福島県側の農家の支援になっていない。福島県の農家の野菜が、検査をして汚染されてない基準値以下だということを証明した上で、消費者が福島県の農家から直接購入して欲しい。そういう道筋を作って欲しいという声も農家からありました。
私たちをテレビのトーク番組に出して東京電力の会見のことをしゃべらそうというような企画をたててくださったんですけれど。ぶっちゃけ、局の方は大丈夫だったんですけれど、広告会社のほうが現段階でバラエティー番組で東電と原発という言葉を一切出すなという指令が下ったそうで、もう単語を発することすらタブーという現状があります。
37：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 20:30:10: 2011年8月24日「鳩山由紀夫前首相主催勉強会『上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告』」
おしどりマコさん(鳥取大学医学部生命科学科中退)その１

---以下引用---

現段階で内部被曝をホールボディーカウンターで調べてもヨウ素は検出限界以下。生物学的半減期と物理学的半減期を考慮した実効半減期、ヨウ素は7日から8日なので3か月過ぎると4000分の1以下になる。福島県の21万人ホールボディーカウンターで内部被曝調査をして問題ないという評価はセシウムについての評価のみ。ヨウ素被曝については一切考慮してない。安全委員会も、被災者生活支援チームも、福島県庁も、統合本部も、福島県の検討委員会が検討してるという回答のみ。でも検討委員会では過去のヨウ素被曝については1度も議題に上がってない。検討委員会は記者会見もしませんし、取材が許されているのは不定期に開かれている会議でのぶら下がりのみ。その取材は福島県の記者クラブにだけ通知される。議事録も公開されていませんし、傍聴することも出来ません。3月に行った甲状腺サーベイをいわき市と飯舘村と川俣市で行った説明会があった。新聞で45％の子どもが被曝しているという記事はミスリーディングで、45％の子どもが被曝しているんではない。55％がゼロという値が出ただけで、ゼロの値が出たってことは被曝してないってことじゃない。検査の仕方が甲状腺のところに機械を3回当てて平均値を見るという検査。3月、飯舘村30日で、いわき市は3月26日の検査だった。そのころその地域では、とても空間線量が高くてバックグラウンドが高い。マイナス、バックグラウンドを正味値として出す。たくさん被曝したのと少ない被曝の人の児童のグラフが出てるんですけど、人数の割合は正確だったろう。それが低い方に移動するのか高い方に移動するのかがわからない。3月15日にものすごく空間線量があがって、3月31日に測定すること自体もう遅すぎる。おそらく安定ヨウ素剤を投与しなかったのは妥当だったかどうか確認の検査だったのだろう。安全委員会の防災マニュアルあるんですけれど。一切機能しておらず、初期の住民がどれくらいヨウ素被曝をしたのか全く考慮していません。因果関係が証明できないまま大量に被曝してしまったというのが現状。
36：徒然人 :
2016/08/30 (Tue) 18:38:42: 原発はクロネコか

2011年8月24日
テレビ朝日
報道ステーション「原発わたしはこう思う」大阪大学名誉教授・宮崎慶次氏
中国のとうしょうへいDeng Xi oping”（ドンシャォピン）の『白い猫でも黒い猫でもネズミを捕る猫はいい猫だ』。これは、改革開放路線について計画経済と市場経済を比較した有名な比喩。
これを引いて「原子力は黒い猫なのかも知れませんけれども、いい猫だ」。

「基幹電力は原子力がベスト」「資源的には逼迫してくる。だから当然将来への投資として、もんじゅもやらなければいけませんし、核燃料再処理施設もやらなければいけない」

----以上引用---------
これは論理が破綻してます。言説が変です。
推進学者もここまで固まると言いようがないです。持論はそれぞれ自由ですが、困るのは彼らは悪意の金権を擁護している点です。学会は彼らが主流派となって少数の善意や叡智を抹殺しました。また、事実を歪曲し真相を隠蔽して国土や国民を傷つける手助けをしました。

賢い善人の顔してても、無節操で認知機能に問題があります。
知らぬは一生の恥。
・ちなみに、私は猫も犬も大好きです。こんなアホな比喩に使われちゃあ、クロネコちゃんが可哀相です。可愛いコメントで陰惨な原発を形容してはいけません。国民の警戒心が低下して悲しい結果をもらたしたら、宮崎先生はどう責任とるおつもりですか？
35：徒然人 :
2016/08/29 (Mon) 19:40:03: 上杉隆「放射能と付き合っていく日本を作るための3つのお願い」（2011年8月24日「鳩山由紀夫前首相主催勉強会『上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告』」)

１放射線量をきちんと商品、値札に明記。
２線量がわかればなるべく地域、国、政府として子どもを守ろう。子どもを守んないとこの国おかしくなってしまう。若い女性、お子さんたちを優先的に安全な食物を食べさせるようにして欲しい。
３気象予報で花粉情報とか毎日やってるが、花粉で人は死ぬこと殆ど無いけど、放射能は死ぬこともある。朝夕の天気予報で、今日の放射能飛散状況を報じて欲しい。群馬大学の早川教授。風向きとか地形である程度予測できる。

------以上引用----------

・上杉さん。
放射能予報は素晴らしい！妙案です。
食品表示や食べ分けはベラルーシなど事故対策の先輩に見習って、日本でも取り組みべきですね。国民の被害を放置して再稼動なんてお笑いです。
34：徒然人 :
2016/08/29 (Mon) 19:29:01: チェルノブイリ原発事故では、連邦内諸国に対して多額の賠償を行ったが、連邦外には支払っていない。フランスも証拠不十分として訴追をあきらめた。
問題は、原発事故の海外被害保障について日本が条約を締結していないこと。アメリカに盲従するからひどい目に遭わないと独自外交の重要性が理解できないと思われます。
上杉氏はソースを海外メディアにかえて落ち着いたようですね。

・ただし、日本ばかり責任問われるのは変です。今まで各国の垂れ流しは凄い量ですもの…。自分たちの国がやったことを棚にあげて請求して来ることはあるかも知れないので、条約関係を整備してほしいです。
33：徒然人 :
2016/08/29 (Mon) 19:20:44: 上杉隆「1カ国20兆円以上の国際賠償が日本に求められることが確定的」
2011年8月24日
(鳩山由紀夫前首相主催勉強会「上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告」)より
------以上引用----------

上杉さんの「国際賠償」発言に否定的なコメントが続いた。しかし、国際法や条約には「国家間の賠償請求」が定義されている。この「国家間賠償」は上杉さんのミスではない。実際、欧米は事故対策事業に介入しており、賠償並みの額が支払われている。

国際間の賠償水準の問題は、各国の思惑と対日関係が絡むので即断できません。ただ、アレバとの除染契約だけで兆がついていたから、あり得る話だと感じます。
放射線被爆については、チェルノブイリも調査結果の全部は開示していません。外部被爆の一部に過ぎません。ICRPもIAEAも、体内被爆に関する調査を継続したのに公開しないのです。まるで、東電が大規模津波や地震災害の予測と勧告を無視したように。
国家の核軍事利用について表向きには影響は認められていませんが、内部資料や被爆者の医療記録が物語っています。

関東被曝が心配ないと言われる方は、東京近辺の下水処理場の水をのんでみてください。私の妹は都内で水道水を使っています。すぐ近くに下水処理場もあります。
安易に被害を否定せず、政治家・政府・東電・省庁・原発推進学者の見解をチェックして下さい。様々な矛盾と論理の破綻に当惑するはずです。
「日本国民はバカだから適当にごまかせ」という腐臭が漂いませんか？あなたも反原発の主張を始めましょう！セクトに属さないでもできるはずですよ。

・上杉氏の評価は様々でしょう。舌とペンで食べてるのだから、国民に圧倒的な不利益を与えない限り存在を否定しないで下さい。
彼は、より深く学んでいる途中だと想像します。せっかくマスコミ受けが良いのだから、つぶれてもらっては困ります。
彼が本物の人脈を培い、真珠のように価値のある言葉を紡ぎ出してくれることを願っております。
原子力被害による国際賠償の取り決めについては、IAEAのCSC、ウィーン条約、パリ条約などいくつかあります。当事者国間での直接交渉は被害国の言い値になったり紛争へと発展する可能性があるため、設けられた制度です。どの条約を選択するかは被害国に委ねられている場合が多く、日本は全てを批准しているわけではないので、賠償額が高額になる可能性はあります。
32：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 19:43:34: 「円滑な供給の確保に支障が生ずるおそれがある時」電力会社は買取拒否できる例外規定付き再生エネ法

------以上引用-----------

・電力会社を利する欠陥法案が特例を削除せずに通過した事は、首相自身が恥じるべきです。これでは、日本の未来に貢献しようと太陽光発電機器を設置した国民をバカにするようなものです。
もし電力会社が買取拒否を発動したら、再生エネルギーとやらは見向きもされないでしょう。自民党は政争に走るあまり、野党第一党としての責務を認識せず、結果的にザル法を成立させました。自民党に同調した他の野党も同罪です。
肝心なのは、日本経済を破壊する商用原発の廃絶です。もちろん、実験炉の適正管理も必要です。いつまで無法状態を放置する気ですか？都内にも小型実験炉がたくさんありますね。福島第一が落ち着いたら全国の実験炉を点検しなさい。
31：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 19:33:27: 河野太郎「原発が止まっても電気料金は上がらない」
2011年8月24日
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」自民党河野太郎氏

電気料金のカラクリ。電力会社の市場寡占を認める現状について、コストと利益を保証する総括原価法式で電気料金が決まる制度、発送電分離の必要性。電気料金改定の基準である「ヤードスティック方式」は一番儲かっている会社を引き合いに出すので意味が無い。

-------以上引用-----------

・この際、河野さんに首相やってもらう方が良いのか？親米保守の改憲派だから不安は大きいが、反原発です。
心配な側面は、単なるリベラルではなくネオコンに連なる謀略的政治家とも考えられる点です。名家出身ではありますが、軽挙や舌禍の性癖が残念です。麻生や宮澤とつながっているなど、金権と無縁ではありません。
彼が真に愛国の政治家たるには、国民の幸福実現という請託に、真面目に応えるしかありません。
30：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 19:21:25: 安定ヨウ素剤について補足

１現在日本国内で安定ヨウ素剤として認可されているのは、ヨウ化カリウム製剤です。剤形は丸薬、粉末、ゼリーとなります。事前配布の認可は丸薬のみですが、ゼリーも追加となります。

２ヨウ化カリウム丸の事前配布用量は、放射性管理区域従事者より少ないものとなります。

３住民が管理区域以上に被曝した場合の甲状腺ガン対策としては用量不足です。しかし、現状では一定量しか認可されません。追加が必要な場合は、自己責任で化学合成サプリメントを入手することになります。個人輸入した保護者が乳幼児へ与える行為は、法的にグレーゾーンです。

４ヨウ化カリウムは、放射性ヨウ素を取り込む直前に服用することに意義があります。効果は弱くなりますが、放射性ヨウ素の飛散収束後1週間は有効です。被曝線量に関係なく迅速な服用が必要です。
５ヨウ化カリウムは服用後カリウムを分離します。血流に乗ってセシウムの先回りをして臓器への吸収沈着を阻害します。セシウムに対する作用はまだ認可されていません。

６個人の判断でサプリメントや医薬品を服用する場合は、記録をとっておきましょう。受診の際に説明する手段を講じます。

７医薬品やサプリメントに対して副作用や後遺症を生じる方も予想されます。医師や薬剤師、自治体に相談するなど、安全に配慮してください。リスクとベネフィットのレシオは個人の裁量責任と考えられます。
29：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 16:44:07: 放射線防御について、まだまだ誤解があると感じます。

１放射性ヨウ素の飛散はほとんど収束しているようですが、廃炉作業の失敗によって再び飛散しないとも限りません。つまり、放射能汚染が見込まれる地域では、放射性ヨウ素の対策は必須と言えます。

２安定ヨウ素剤は対象地域に事前配布することが原則です。個別問診と精査によって不適合者をクリップします。

３安定ヨウ素剤の服用は、官公庁や自治体がタイミングを広報するだけでは間に合いません。事前に何度も講習会を開催しましょう。対象者が自己判断できるように教育しましょう。

４国が依拠する非線形モデルはアテになりません。だから年100ミリシーベルト以上の線量に相当する状況でなければ安定ヨウ素剤を服用すべきでないとの方針は大変な間違いです。良く考えましょう。放射性物質による被曝は少なければ少ないほど人体への影響も少ない。だから、被曝許容が議論されるのですね。

５真に棄却される線量とは、年0.1ミリシーベルト相当となってしまい、1945年以降の実効性がなくなります。しかし、それが普通であり、正常範囲だと言ってはなりません。放射能汚染は核エネルギーの誕生前にはほとんど存在してないわけですから。厳密には年1ミリシーベルト相当でも多すぎです。

６国も自治体も服用指示権限は放棄した方が良いですね。どのみち後遺症や副作用を幅広く救済し、生活費を面倒みるつもりはなさそうだから。飲む飲まないは個人責任にしとかないと、事故後賠償請求で忙殺されますよ。

７今後は個人で被曝対策をしましょう。お役所に任せてはいられませんね。国も認可すべきです。
28：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 15:17:31: 政治家・官僚の皆さんへ。

福島第一の現状は悲惨です。テルルが継続的に観測されており、再臨界は何度も起きているでしょう。事故炉の燃料は冷却以外どうしようもなく、海中や大気への汚染はやまない。これで使用済み燃料や未装架燃料の問題が重なれば、今までより更に大きな被害が拡大します。福島に人と機材を集中し、事故処理に専念して下さい。
マスコミは被爆低減に有効な情報を適切に提供しなさい。国は防護薬について処方箋なしの投薬を認可しなさい。使用法を広報すれば良いのです。
避難すべき年齢の住民が適正に処置されていません。避難区域を拡張し、個人資産手当や生活費を緊急支出しなさい。
国民を慰撫する態度は即刻止めなさい。惨劇が確実となった時点で、人心を愚弄した者は犯罪者です。事実の告知と生物を守る実効策こそが求められているのです。
どんなに責められようと、罵られようと、正しい道を歩きましょう。まだ遅くない！
27：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 15:14:30: 「本当はもっともっと深刻な汚染なんだと国はまずは言わなければいけない」2011年8月22日
小出裕章氏が北海道のラジオ局STVの番組「スーパースクランブル」に出演

まだ炉心が圧力容器に融け残っていて、ある段階で冷却に失敗して溶け落ちると、水蒸気爆発を引き起こす可能性がある。東京電力が原子炉に水を入れ続けているということは、その可能性を彼らも認識していて苦闘が続いている。

多分融けた炉心は５メートルとか１０メートルぐらい地下を溶かして止まると思っているのですが、潜った炉心が地下水と接触しない深さの防壁を張り巡らせなければ。

被曝というものはどんなに微量でも危険を伴うがゆえに日本の国は、一般の方々は年間１ミリシーベルトを超えて被曝してはいけないし、させてはいけないという法律を作った。事故が起きた途端に国は自分が決めた法律を反古にし、年間２０ミリシーベルトの被曝までは我慢をしろと避難区域を決めている。

福島の子供たちの４５%が、影響はないと言われながら内部被曝が確認された。すでに子供たちを含めて被曝をしてしまったものは、これから将来長い年月の間に、何がしかの危険として現れてくる。

※年間20ミリシーベルトの被曝とは、放射能管理区域内で働く従事者と同じ基準。
26：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 14:29:19: ・国も自治体も責任感が希薄すぎます。職務の遅滞により人命にかかわる事態が生じることを考える能力に欠けています。
防護薬は安定ヨウ素だけでは不足ですが、ヨウ化カリウムは若年層の甲状腺を護る第一選択薬となります。被爆後、迅速に持続投与されない場合においては相当の障害が予想されます。
これらの知識を知りつつ無策に陥った公務員は少数ではないと思います。彼らは甲状腺被爆の加害者です。
国はポピドンヨードや海藻の無効力を警告する一方で、初動において防護薬の大量配布を怠りました。県や市町村は独自の人道的指示をしませんでした。多くの医師は判断を間違えました。透析用薬のカリウム拮抗剤は放射性セシウムのアンタゴニストでもあります。核医学や透析の専門医はご存知のはずです。現在も汚染は継続しています。一刻も早く線源から退避し、防護薬の内服およびキレート剤投与、表皮除染、シンチが必要です。適正避難と薬剤投与は自治体や医師レベルで対応可能です。
責任ある立場の人間の無策は大罪です。過ちを繰り返さないで下さい！

-------引用-------
(DAYS JAPAN9月号2011)アンケート
自治体
田村市、飯舘村、川俣町、浪江町、葛尾村、いわき市、富岡町、大熊町、福島市、三春町、小野町、郡山市、の12自治体。

Q1　福島第一原発の事故に伴い、ヨウ素剤の人々への供給について
Ａヨウ素剤を配布し、服用を勧めた・・・　１Ｂヨウ素剤を配布し、服用を自己判断にまかせた・・・　１
Ｃ服用を指示していない・・・１０

各自治体がヨウ素剤を市民・町民に配布したか。
Ｄ配布した・・・３
Ｅ配布せず・・・５
Ｆ記述なし・・・４

上位から指示があったか。
Ｇ国・県からの指示があった・・・０
Ｈ国・県からの指示がなかった・・・１０
Ｉ指示が不明瞭だった・・・１
Ｊ記述なし・・・１
25：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 13:39:14: ◆田原総一朗「ドキュメント東京電力」
500円＋税

面白！日本のエネルギー政策史を挑発的な視線でまとめる。

・田原総一朗さんは良心を失っていない数少ないジャーナリストですね。残念なのは、マスコミに彼の真意を広報する度量がないことです。
田原さんもお年を召してらっしゃるのだから、命がけでマスメディア引っ掻き回してほしいと思います。
24：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 13:34:47: ・児玉龍彦先生へ。

お願いです。
1 氾濫するろくでもない公式発表を、責任者名指しで批判して下さい。そうでもしないと、彼らは加害者意識も持てないでしょう。

2 先生方はアイソトープと人体の影響についてよくご存知だと推察致します。様々な機会を通して、考え得る被害のシナリオを広報して下さい。

3 もし、知識不足によって疾病の増加や長期的遺伝疾患が決定的となれば、国民は救われません。子供たち、妊婦、授乳期の女性、妊娠世代の男女。被害は甚大です。役人や政治家の不心得、番組司会者の無知を叱責し、教育して下さい。
23：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 05:24:19: 事象の背景や確率を詮索し始めたら、ゼロかそうでないか曖昧になりますね。
石原さんには、知ったかぶりせず、良心に基づいた言動を期待したいところです。保身第一なら、口を閉じて個人的な支援を行ってほしい。地獄直結の因業政治家覚悟なら、策謀めぐらして脱原発へ持って行く位の肝を養ってくれないかなぁ。

日本は救いがたい愚か者というあなたの主張は、確かに正論です。
ただ、政治家に能力がないからと言って、日本をあきらめるにはまだ早い。
業者の中間搾取と手抜きによるずさんな建設も言語道断！だから、原発とめて廃棄物処理もしなきゃ。ただし、日本で処理するのは国産由来の燃料に限る。
まだ良心ある人間達が可能なアクションは残されていると考える。あきらめちゃダメだ！私は子供に「子をつくるな」と説得した。こんな想いを減らしたい。

・世の中は、期限切れに近い甲状腺シンチとセシウムで右往左往してるが、本番はストロンチウムやプルトニウム、トリチウム、テルルなどの要注意核種。
線量だって、α、β、γ、中性子線など、それぞれの特徴と検出機器がある。生物学的半減期も、体内の動態を観測しなきゃ意味ない。
学者は全力で取り組む！我々は限られた状況で工夫するしかない。
国民の苦悩を揶揄してはなりません！

「おっかけマップ」87ページの高野氏のルポには、原発施設の塗装スペックだと記載があります。設計上の指示は2.5mm厚だったが、中間搾取で平米8000円が1600円になったので、1.0mm厚で塗装施工した内容が書かれています。

・平米1600円って、そこいらの倉庫なみの単価です。原発のどの箇所かわかりませんが、本体建屋だったら身の毛がよだちます(°□°;)
22：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 05:17:38: ◆石原伸晃氏が意味不明発言
「原子力爆弾が広島と長崎に落ちてる。だから（もう1つ原発事故が起きる）可能性はゼロじゃない」

・石原伸晃さんへ。

あなたの政治家としての存立事由と長期的な実利を熟考して下さい。党利党略の先頭を走ってるつもりでも軽蔑され、古狸からパシリに使われるだけです。あなた自身や家族に福島第一で働く気はないのでしょう？人を見下した論評は、良識ある方々の顰蹙かうだけです。
党を割って、脱原発会派を立ち上げなさい。あなたが子孫や国民に尊敬される道だ！金権まみれをごまかしてちゃ麻生元首相と変わらんぞ！

・石原伸晃さんの言いたいこと(要約・敷衍)

1 原発は安全な技術だし、自然災害にそなえれば問題ない。

2 都内には発電施設がないから、近県に原発をドンドンつくらないと電力足りない。都民は電気ほしいだろ。

3 3度目の原爆投下の可能性は完全に否定できないが、極めてゼロに近い。

4 福島第一はすでにプレート型地震の洗礼を受けたのだから、トリガーは外れている。確率的に同じ地点で地震被害は生じないから、福島第一を稼動するべきである。

※ 石原さんはこのように言いたかったのかなあ？
21：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 04:45:05: ・小出先生へ。
ご多忙の折恐れ入りますが、いくつか要望があります。

1 事情を深く理解していない大衆に、「大人は汚染食材を食べるべき」だと言わないで下さい。妊娠世代が食べたら大変な事態が発生しかねません。

2 「日本国中汚染された。逃げ場はない」ととられかねない発言は止めましょう。事故が福島第一のみであれば、低線量地域はたくさんあります。

3 研究者の連携で、海外からの批判を広く紹介して下さい。学識専門家の言葉には説得力があります。

4 核種の解析によって、ある程度汚染シミュレーションは公開できる段階にあるはずです。ガンガン流しましょう。国民の健康と未来の遺伝子に関わる重要な情報です。

5 外部被爆と体内被爆、核種の特徴について、信頼性のある数値をもとに、シミュレーションを公開して下さい。国や電力会社相手に、徹底的にウソを暴き出し、我々国民に正しい判断基準を提供して下さい。被害隠蔽はいけないし、住民感情も関係ありません。専門家としての良心のみでお願い申し上げます。
20：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 04:41:26: ・避難先から自宅に戻られる方へ提案です。

1 線量計はお持ちですか。数字は１時間線量表示が多いので、0.01マイクロシーベルトが目安です。これは子供や妊婦のギリギリ上限だと考えて下さい。

2 外出は控えて下さい。外出する場合は、帽子やマスクと外気を遮断する服装にします。帰宅後屋外で埃をはらいます。洗面、手洗い、うがいして下さい。

3 洗濯物は室内に干して下さい。窓やドア、網戸を開けず、外気と遮断して下さい。エアコンはドンドン使いましょう。

4 子供、妊婦、妊娠世代、授乳期の母親には、関東以北の路地野菜、ワカメ昆布、海面魚、牛肉は避けましょう。それ以外の食品も、関東以北のものなら食品用洗剤ですすいでから調理しましょう。ユデコボシも良いですね。

5 子供、妊娠世代、妊婦には、防護薬をのませましょう。詳しくは、この掲示板ブログにあります。体重を計り、大人の標準体重と考えて計算して下さい。透析の方は服用せず、医師に相談して下さい。

6 避難日記をつけましょう。日時や場所、人など、細かく記録して下さい。体調日記も必要です。

7 飲料水は安全確実ですか。簡易浄水器も出ています。少しは除去してくれます。水道水については「ＲＯフィルター」を使った製品が放射性セシウムを除去してくれます。水素イオン水整水機ならトリチウムにも使えます。

8 なにより、子供、妊婦、妊娠世代の転居は無理てすか？ご家庭で真剣にご検討下さい。
19：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 04:31:19: ◆小出裕章「絶望してしまったらそん時が、最後の負けだと思います。せめて子どもを守る１点で私のやるべきことがあるだろう」

私の持論は、ほぼ出尽くした感があります。議論の沸騰を待つためにも、発言頻度を控えようと思います。
たくさんの方々の情報と忌憚のないコメントに期待しております。

そうです。ドンドン声を出しましょう！マナー意識して発言し、誉められたり叱られたりしながら議論が深まって行くと思いますよ。
あと。メアドさらしちゃ危ない。用心しましょう。直接どなたかにご連絡希望の場合は、管理人あて、非公開コメントの希望をお伝えください。
18：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 03:56:57: 2010年10月3日(日)
NHKスペシャル/スクープドキュメント「核を求めた日本」
中国インドがあいついで核保有をとげ、核を持てないかと模索を続けた日本。国内外の情勢を見極め、技術的に容易だが困難だと結論しました。非核三原則を発表。総理大臣を退任後の佐藤栄作氏はノーベル平和賞を受賞しますが、そのスピーチの内容が、1週間前に変更されました。削除された箇所は、「世界各国が日本にならって非核三原則を採用する」ように求める箇所。削除はキッシンジャー元国務長官との面会に影響を受けてのことだと伝えている。

◆小出裕章「汚い国です。少なくとも50キロ離れた飯舘村までは人が戻れるレベルではありません」

2011年8月22日小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」テーマ＝文部科学省発表「1年間の放射線積算量の推計値」

除染の難しさ、汚染地域への帰宅についての困難さについて飯舘村を例にあげて説明し、国が「汚い国」であると主張しています。放射能でひどく汚染された東日本、まっとうな政治をやらない汚い日本政府。

天下の東大教授児玉龍彦先生が内部から理想と現実のすり合わせを模索される一方、小出先生は冷や飯食いの実験所助教の立場から、ギリギリの本音をぶちまけておられる。お２人は学問に真摯な方々だから、ジックリ読み込むと案外同じ見解も多いと感じるのです。
17：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 03:36:25: 政治家や一部の資産家がカネや権力を行使する土台作りをやったのは、確かに国民です。ただし、現在も未来も幸福と名誉を享受するために、国民は国や企業の代表を選んで、役所や会社のスタッフ共々、目的の手段と達成を附託しているわけですよね。その代表を選挙で選ぶ。世論に影響受けながら。
国策に間違いがあればトコトン追求するべきです。同時に世論を誘導しかねないメディアを無防備に受け入れちゃいかん。
いくつかの理由で、現場の状況は知っております。でもやらなきゃ！
だからこそ、中年以降の低額ボランティアが必要です。衣食住と最低賃金、死亡補償や医療補償を確保しながら研修と訓練で実務能力を養成し、汚染地域に大量投入するのです。もちろん被爆を前提とした公募です。
何も、現場だけに任せっぱなしが良いと考えているわけではありません。
16：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 03:30:06: 2011年8月22日小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」テーマは文部科学省が発表した「1年間の放射線積算量の推計値」（参考：NHKニュース）。そのなかで除染の難しさ、汚染地域への帰宅の困難さについて飯舘村を例にあげて説明し、日本が放射能まみれの「汚い国」であると主張しています。

◆小出裕章「2号機3号機はまだ水蒸気爆発が起きる可能性ある。東電も否定出来ず作業員が被曝して冷やし続けている」

小出「汚い国です。少なくとも50キロ離れた飯舘村までは人が戻れるレベルではありません」

遠慮しないで！批判や賛意だって、相談だって、立派な意見です。あなたの言葉で生きる勇気をもらったかもしれない。昔フリーなピアノ弾いてなかったら人違いだ。ごめんなさい。
15：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 02:51:09: 2011年8月22日文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」週刊エンター
小出裕章氏のインタビュー
「NHKが今なぜ『核を求めた日本』を放送したか。いつまでも原子力の平和利用という言葉だけで、進められないと覚悟を決めてきたのか」

放出線量は諸説紛々なので、オミットしましょう。
核密約にはいくつかあります。前の首相の密約が引き継ぎなしにすり替えられたこともありますが、現に核兵器搭載機内の立ち入り線量測定や超音波エコーしてませんね。兵器仕様書や積荷目録の確認もなし。
こんないいかげんな状況で国産核兵器開発は自殺行為です。米軍によらない抑止力なら核兵器の設計図書と、少数ながら球体に焼き入れしたプルトニウムを見せれば足りませんか？なんなら、爆縮タイマーや重水を見せてもかまいません。要は、短期間で製造できる技術の証拠と、成形されたプルトニウムがあれば良いのです。なにも完品を組み上げる必要はありません。

東電と政府のデータ精度には信頼がありません。後日、より悪い数値が発表されるからです。ヨウ素被爆だって、被爆当時も現在も防護薬のんでなきゃ医療とは呼ばない。ヨウ素だけじゃない。セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、その他多くの超ウラン元素。防護薬だけでも大変なんです！
自治体から被爆線量基準引き上げ要請なんて何を考えてるんだ！除染は二次汚染なく、きちんと実施したのか？汚染物質は全部搬出したの？
予算は1000兆程度の覚悟がいります。誤魔化さず、丁寧に苦しむ国民を長期に補償し、全世帯の生活を立て直すのです。
個人的にはNHKの放送意図に核武装の底意はなかったと感じています。
しかし、このマスコミの堕落は何だ！東電役員と原発関連企業の幹部連中、日本の未来を汚す気か？
菅さん。出馬して解散総選挙しませんか？自民党も民主党もダメだ！大連立は批判的な立場を抹殺すること。おまえらは大政翼賛会か？魂が腐っとる(;_;)

・国は高レベル汚染地域を借り上げるとか抜かしているが、期間も確定できんのに、ちゃんと地主に説明したのか？数十年単位で回復を待っても、住める補償も安心して耕作できるわけでもない。
処分場に適した汚染地は、事故前の時価で買い取れ。代替地と生活の支援を行え。
原発やったり核武装を推進する国賊は退陣しろ！お前たちは未来の子供たちにあわせる顔があるのか？党利私欲を優先する悪人は誰だ！
14：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 00:55:44: ・とても悲しい現象が進行しています。
復興モードの日本のいたるところで福島周辺の食品が販売されています。これが常態化すると、放射性物質が付着したり重金属に汚染された商品も出回るようになるでしょう。
もう妊娠しない女性や、妊娠させることがない男性は、出来るだけ購入し、東北復興を支援しましょう。はっきり言って、どんどん食べましょう。私はそうしています。
でも、子供や妊婦、妊娠する可能性がある女性、妊娠させる予定の男性は、避けるべきです。私の子供には食べさせていません。
風評被害を防止するためにも、個人が線量計を入手する必要があります。簡易的な計数菅でも個人の食品選択の目安になります。産地と線量計を頼りに未来の遺伝子、日本の将来を保護すべきです。
どういう立場の人が被爆を避けるべきなのか、明確化しなければなりません。
国民は、汚染が全国に広がっている事実を認識し、その上で被爆と核について考察を深める時期に来ています。

理由はお話しできませんが、飯舘村に対する特別な気持ちがあります。
私は大手メディアに期待したい。彼らは被災地の悲惨極まる実情を流しません。そして、国が安易に舵を切ろうとする現状に、批判を加えようとしません。
人の生きた足跡の重さに心を寄せ、誇りを持って動いてほしいと願っています。
今の私にできるのは祈ることだけのようです。東北の、日本の子供たちに、明日も将来も笑顔が満ちていますように。

・沖縄メディアに感心された方は、別に指摘もないように感じます。
テレビ朝日の報道といっても体制よりの論調がありますし、多かれ少なかれ、経営陣と予算の思惑で決まるようですね。
極めて少ないながら真相を暴こうという番組が存在することに、良心の片鱗を見る気がします。
私は，今回の原発問題と地震・津波被害は、大戦や昭和天皇崩御に匹敵する国難だと考えます。スポンサーがどうあれ、世論を左右するメディアの倫理と報道姿勢は厳しく問われなければなりません。
13：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 00:32:24: 小出裕章氏の著書『原発はいらない』のＱ＆Ａ「被ばくしてどうしようもなくなったら愛する人と一緒にいましょう」』

チェルノブイリ事故に対処した作業員「リクビダートル」と妻の夫婦愛。
Fukushima50は日本人の原発事故労働者の中の犠牲者代表であり、小規模な日本語リクビダートルと言えます。

・福島第一で高線量被爆された方々に敬意を表します。ご家族には、心よりお見舞い申し上げます。
実際には、もっと多くの方が、さらに高い線量を浴びておられるでしょう。もし我が子が最前線にいたら、とても悩みます。成人であれば本人の判断に任せますが、親としては「ほったらかして逃げろ」と言いたいのが本音です。
私は生活のために若い男性が作業に参加していることを知りました。とても悲しいことです。しかし、従事者の活躍なしに事故炉を安定させることはできません。子供たちを救えないのです。ご家族は苦悩でいっぱいでしょう。
彼らの犠牲はこれからも続きます。私たちは成り行きにまかせていてはいけません。彼らが命を削ってもたらした恩恵を無駄にはできません。
たとえ国土の大半が汚染されても、地域や食物には程度の差があります。誰を守るべきか、国も企業も大人も一緒に考えましょう。
東電の国有化、福島の最終処分場はまだですか？防護薬が足りません！避難地域の線量データも不足しています。危険な地区からの避難は確実ですか？生活困難者の保護は進んでいますか？
国や自治体、東電および産業界には、もっと出来ることがあるはず。奸計と政争に明け暮れる暇があったら、智恵をしぼり善意を発揮して下さい！
悲劇を生む核施設はいりません。
12：徒然人 :
2016/08/28 (Sun) 00:17:04: 2011年8月13日TBS「報道特集」『今タブーを破る！元米軍兵士4人の証言・・・在日米軍の核』
岐阜県の米軍基地内にCIAが主導する「核学校」があったことを報じています。太平洋戦争後、朝鮮戦争、ベトナム戦争において核が用いられる可能性があったこと、しかも、日本から核兵器を積んだ飛行機が飛び立つ計画が浮上していたことなど。

・よくこの番組が流せたと感心します。
しかし、現在日本に核兵器が持ち込まれていない保証はありません。喜ぶべき沖縄返還は、米軍基地の沖縄集中と核密約という悪夢を生みました。アメリカの対日核政策の一環ですから、原発問題とも無縁ではありません。
メディアには、真相を究明する重い責任があります。頑張って！
私は山本五十六を敬愛しています。アメリカから見ればとんでもない人物でしょうが、無謀な戦略と愚策に走る海軍にあって、比較的先見の明に恵まれた傑物だと思います。彼は戦死する直前まで、周囲に実情を訴えていたようです。
戦争が不可避であったかどうか、大量殺戮が回避できたか、私には想像しかできません。しかし、終戦直前の軍部や政府首脳に機知にあふれ腕力を兼ね備えた人物が存在しなかったことは事実でしょう。
米英の深謀はわかりませんが、もし日本が開戦のやむなきに至ったと推定すると、絶対国防圏を維持したままで果たしてアメリカが交渉に応じたか不明です。アメリカは核に対する倫理観が薄いのでしょう。相変わらず放射性元素を用いた兵器が使われています。
製造や使用に伴い放射線被爆を免れえない核兵器は嫌いです。平和な顔して隣に居座る原発も信用できません。
11：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 23:31:31: ・ケルヒャーなど高圧水銃が人気ですね。しかし、購入した彼らが垂れ流す排水の行方はどうなりますか？下水道があれば、直ちに機能がパンクします。下水道がなければ河川と海を汚染するでしょう。
それらの結果、宅地や農地、漁場は長期の汚染にさらされます。降雨でさえ下水道や河川を汚しているのです。
政治家や官僚はここまで考えて政策を立案しましょう。

・私が防波堤や防潮堤、桟橋の修理延長にこだわる理由は下記の通りです。

1 事故発生以来、福島第一からは膨大な汚染水が外海に放出されました。今も漏出は止まっていません。一刻も早く外海と遮断すべきなのです。すでに流出した放射性物質は、海洋へと拡散する一方、近くの海底に沈降しているものもあるでしょう。漁場や養殖場の汚染が拡大します。

2 シルクフェンスには限界があります。放射性物質の流出を完全に阻止することはできません。今の内に外海遮断を考慮して下さい！

3 このまま海洋汚染が進行すれば、産業は衰退します。暫定規制値を嵩上げしたら、遺伝子汚染が全国に蔓延します。

4 空間遮蔽の重要性も大切です。事故施設をスッポリ覆う遮蔽建屋の速成を考えてください。
10：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 23:27:19: ・国の復興モードが確定したようですね。除染の鎚音が聞こえそうな気配です。急いで最終処分場を造成し、被害を拡大しない除染方法をとってほしいと思います。
産業の復興は大切ですが、それにもまして市民の被爆対策は最優先です。このままでは、放射線障害によって悪性腫瘍や先天性障害が多発しかねません。これからガンや白血病、奇形、難病が増加したら、医療費が莫大な額になります。その結果、高額医療・障害者補助・乳幼児扶助・寡婦補助・高齢者扶助等の公的制度は削減または廃止され、国保・社保の自己負担割合も引き上げになると予想されます。公的扶助が逼迫すれば生活保護費の減額もあり得ます。
被爆医療に真正面から取り組むことは、日本の医療や福祉を守ることでもあります。これは、重金属汚染についても言えます。
鼻血・下痢の多発は、粉塵吸引や不衛生によるものだと決めつけてはなりません。急性放射線障害の初期症状である可能性があります。
国や自治体、研究機関には、避難・測定・治療を迅速かつ適正に遂行していただきたいと考えます。

・成長過程にある子供たちにとっては、被爆規制値は厳しいほど良いのです。
どれほど線量が低くても核廃棄物としてレベル分別した処分が必要です。
核燃料などの高レベルはガラス固化体にして深度地層処分、中レベルは福島山中に地下埋設、低レベルは福島第一直近の津波・地下水系管理が可能な場所に埋めるべきです。
今は子供と妊婦が取りざたされていますが、対象を拡張しなければなりません。いずれ妊娠世代の実害か表面化するでしょう。
9：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 23:03:45: 2011年8月18日小出裕章氏
毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。福島県の子どもの45％が内部被曝していたことや、福島第一原発からの放射性物質の放出量の減少について述べてます。

・まだ遅くありません。少しでも被爆を低減しましょう！
防護薬は、妊娠する・させる可能性のある男女すべてと、妊婦に対して至急既往を確認し、十分に投与すべきです。
核種ごとにキレート剤がありますが、国内在庫が足りないはず。これからも被爆が続くことが避けられないのだから、輸入しましょう！
遅れてしまったけれど、子供たちの甲状腺被爆を認めた点は良い。だが、健康に影響ないなんて、誰が保証するんですか？基本的観測を公表すると国家賠償責任を提訴されますよ！
ドンドン生のデータを開示して下さい。除染と処分場造成を急ぎなさい。福島第一を遮蔽し、核廃棄物と燃料、汚染水の処理に全力をあげなさい。防波堤・防潮堤を修復延長して港湾とトレンチ・側溝の流出を閉鎖しなさい。遮蔽建屋はまだですか？
自衛隊の増派や民間の活用も検討しなさい。

・被曝地にお住まいの皆さんは被爆の可能性を心配されていることとお察しいたします。私の妹は子供たちと都内にとどまっています。親戚も都内におり、仕事と生活の拠点という制限から、転居はしないそうです。
当該地域の被爆対策はまだやれることがあると思えます。適切な避難や防護薬の服用などです。
福島第一を石棺で固めて作業員が退避したら水素爆発や再臨界の可能性があり、ほったらかすとメルトスルーによる水蒸気爆発が否定できません。放射性物質の拡散を防げなくなります。
確かに机上の弁ですが、装架された燃料の状態もわからず、多数の使用済み燃料を放置できません。
米軍や自衛隊には放射線防護の専門部隊がありますし、遺体捜索や被災者への支援は必要です。
近県の方にとっては放射線対策の意味は少なくありません。まずは国や自治体が詳しい情報を公開し、行動することを希望します。
国策の失敗により国土と国民が被害を受けたのですから、国と産業界は最後まで全力を傾けるべきです。
作業従事者の人権の観点は理解できます。しかし、このままでは被爆が拡大してしまいます。産業に与える影響も甚大になります。
8：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 22:49:42: 2011年8月18日経済学者アーサー・ビナード氏が文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」に出演し、泊原発の営業運転開始までを分析し、詩人ならではの「言語的」な捉え方を示した。詩人は言葉のプロフェッショナル。

・原発依存で塩漬けになりそうな自治体はあちこちありますが、行政と国会がツルんで追い込んじゃあいけません。薬物依存症の患者にドラッグ渡すのと変わりません。制度改変を利用して原発関連事業を擁護するのは卑劣です。
北海道の自治体もそうですが、日本の原発建設は過疎と貧窮につけこみ、血税をジャブジャブ注入してきた実態があります。核関連の収入が枯渇したら、原発自治体は破綻するでしょう。その構図上で産学官の利益が配分されているのだから、官僚としては俊敏に立ち回りますよね。軽蔑されても既得権益まもりたいから。政治家だって選挙の金かかるし、派閥は維持したいし。多くの人間が、原発止めちゃ困ると戸惑った。
そうやって日本の信頼と権威は地に堕ちるんです。これからも原発動かして環境や遺伝子損傷無視したら、ワリくうのは庶民なんです。悪いカネ儲けしてる人たちの子供や孫も影響皆無とはいかない。
安全安心なんだと壊れたレコードみたいに繰り返さず、情報隠蔽をやめなさい。利権が欲しかったら原発解体事業に寄生しなさい。こちらの方が規模が大きいし、まともに仕事すれば子孫からも怨まれません。
ちなみに、私は喫煙者ですが、喫煙者が被爆すると発ガン率や催奇性が上昇するらしいのです。推進派の皆さんは禁煙しましたか？

・アーサー・ビナード氏の卓見と見識の深さには、日本人として尊敬の念を押し隠せません。
あなたの紡ぐ言葉は、その思念とともにわたしに共感の渦を巻き起こします。
もっと注目を集める機会を捉えて、感性と言辞を発進して下さいね。
ＴＶに登場する出演者の方々は、メディアが公共性を有することを肝に銘じましょう。あなたがたの日常行動や番組での発言は、公開裁判と同じ重みがあります。
よく考えないと、後世の視聴者が高い評価は得られないのではないですか？
日常の演出にも程がありますよ！
7：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 22:33:17: ・私は原発も核兵器も不要だと考えます。環境や人類に取り返しのつかない影響を与えます。あまりにも悲惨な危害を加えるものなのに、延々と国民の税金をつぎ込む行為は犯罪と言えます。
自民党は自ら点火した原発行政の責任をとっていないのだから、存在意義が不明です。
東電で原発推進の重要ポストに座ってなければ、石破氏のお嬢さんに大した責任はありません。問題なのは石破氏の言動と変節です。防衛畑を歩いて来た親米派ですから、路線は変わってないと感じます。世論の取り込みに苦心されているようですが、脱原発と核兵器排除を基本理念としないのなら、政治家としての良識を疑います。
核物理学の研究と商業としての原発は、分けて考えるべきです。商用炉はいりません。
国防と言っても、すさまじい量のプルトニウムを保有しているのに最終処分もできないまま、まだ原発稼働が必要ですか？
使用中の燃料を燃やし終わったら、電力会社は全て廃炉にすべきです。廃炉作業に入る前に原発関連資産を国有化すれば、費用の点でも有利です。
石破さん！あなたが核のカードを切りたいなら私の提案を考えて下さい。国民に感謝されながら米中露と対抗できますよ！甘言で人心を誘導すると良いことはありません。日本人のプライドを見せて下さい！
あなたは国体護持ですよね？軽挙妄動で皇室に恥をかかせないで下さい。
あなたの自己批判は謀略だと感じます。高所から見下げたり、国民におもねる態度は、被災者にたいする侮辱でしかありません。防衛研究所と防大で何を隠しているのですか？文科省や経産省の幹部も、石破さんなら機密をご存知のはず。軍需産業にも精通しておられる。あなたは今時のキーパーソンです。高い理想を胸に前進して下さい。

しっかし、マスコミがどうにもならんのでイライラします。
特にテレビ局！ちょっぴり暴露番組流したかと思うと政治家におもねり、ワザとらしく楽しい日常を演出する。日本のメディアにはプライドがないのでしょうか。
いいかげん、今ここにある危機と国民の幸福を意識した報道に変わりなさい！
6：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 22:26:38: 2011年8月18日テレビ朝日報道ステーション「原発わたしはこう思う」
石破茂氏「突き詰めた議論なしに絶対神話を作る日本の悪癖」一方、核抑止力としてプルトニウム保有は捨てるべきではないと発言。

・日本政府のことですから、すでに核兵器の設計図書は完備していると思われます。組立工程表から仕様書まで整ったとみて良いでしょう。
どうしても核武装したければプルトニウム型水爆でも作れば材料調達は可能だし工作技能も優秀なので簡単なはず。
ただ、そうなるとアメリカや中国がウルサいですし、韓国やベトナムに核兵器開発の口実を与えてしまいます。ご指摘の通り、各国とも核兵器製造は事故が多発傾向にあります。環境保護も無視されており、安全管理の点から、製造は無謀だと思われます。
以前、日本が独自に核兵器を開発して米軍を追い出し、高速増殖炉や核融合技術に夢を抱いたこともありましたが、頻発する被爆事故や政府の情報隠蔽をきっかけに、核兵器と原発が嫌いになりました。
商用炉は全廃し、大学の小型実験炉のみ残せば良いと考えます。
抑止力としては、少数の成形プルトニウム球と設計図書の誇示又はリークで十分です。核物理学の推進を継続すれば、人材も確保できます。脱原発をあきらめる理由にはなりません。
5：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 19:22:42: ・高線量地域から退避すべきなのは、子供や妊婦に限りません。精巣や卵子にも影響がでるので、将来または現在妊娠の可能性がある男性も女性も逃げて下さい
また、サプリメント類の活用については、科学的根拠がしっかりした防護薬を服用しましょう。シッカリ調べ、自分のアタマで考えて、ハートで判断しましょう。

最近領土問題が取りざたされるのは眼眩ましか？吉田所長を引っ張り出して謝罪させては筋違い。魚の安全性アピールや、厚労省の魚肉が糖尿病に効果との発表は、海面魚の汚染をごまかすため？
子供たちの甲状腺から放射性ヨウ素が見つかってたって、いつの検査なの？個別データを何ヶ月も待たされた親の身になって考えた？セシウムやストロンチウム、その他の核種測定はどうするの？
莫大な課題と予算、人員・機関の再配置、余裕などない！
マスコミは国の指示によらず国の現状を報道せよ！あなた方が世論を形成し、政治を牽引するんですよ！責任を引きうけなさい！
4：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 19:18:22: 2011年8月15日終戦記念日
ＮＨＫスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったか」が放送されました。

軍部と財界の癒着が身勝手な正義観を生み出し、根性論で兵站や輸送を無視した愚かな侵略を行いました。列強の植民地支配や独伊のfascism台頭が悪影響を及ぼした点も否定できません。

・利権を喰い漁り私欲を優先したら、苦しむのは国民です。より良き日本を作り上げていくには、明確な方針と開かれた議論、ふさわしい人材が欠かせません。
大戦における責任は、産学官すべてに及びます。国民も世論を形成した罪をあがなうべきです。東京裁判ではなく、自分たちで裁き深い反省なくして、諸悪の根元は断ち切れないと考えます。ここをいいかげんにしたから、今の惨状が生まれたと感じます。
官僚は善意を発揮しなさい。仕事下手な公務員が増えても困るが、良心なき行政は役にたたん！政治家は腹を切る覚悟で公益に身を挺せよ！
私たち国民は、政治の過ちを引き受けざるを得ない状況となった。真に国を愛するなら、政治の健全性を堅持しなければならない。尖閣や竹島、北方領土もわかるが、まずは内政を立て直し、国民の健康、未来の遺伝子を保護せよ！姑息な情報操作に走るな！
意味のある選挙にするため、政治家は公約をガンガン打ち出せ！資産家や企業は災害復興にカネを出せ！国民の苦悩を横目に贅沢する人間は国賊だ！！
3：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 18:55:37: 「永遠の試運転、速攻の本運転」

・上杉さんの主張は当然です。原発問題に際し、国はやることが遅い。推進派の専門家が重用されるから、ギリギリの判断ができない。
海外のメディアは、日本や日本のメディアを軽蔑しはじめています。米軍にさえ信用されていない。
ドンドン処理して前進しないと、急激な円安を招き、経済が破綻しますよ。
マスコミの非常識は強烈ですね。海外の報道や各国政府のコメントを読んでほしい。警告もたくさんあります。上杉さん、見直しました！

・私は、装架した燃料は燃やすのも手だと考えています。イリジウム被覆管に装填された燃料ペレットは、配置距離次第で容易に臨界に達する厄介なシロモノだからです。原発解体の最初の段階としては、自然エネルギーや余剰電力を買い取りながら発送電を分離しつつ、地層埋設する燃料本体の状態を安定化してはいかがでしょう。
確かに、汚染水浄化プラントはゴタゴタ続きなのに再稼動はスイスイ認可されそうな気配は、日本の崩壊を予感させる嫌な空気です。
しかし、装架したり反応中の燃料は、ある程度まで燃やして崩壊熱だけにする方が廃棄処理は安全でしょう。ユニットの廃棄作業中に臨界事故を起こしては大変ですよね。
こんな事態になるから、これ以上燃料ペレットを生産してはならない。プルトニウム抽出をやめるべきなのです。
使用済み燃料やプルトニウムは、冷却操作等の後に固化処理し、遮蔽容器に密閉して地層処分しかありません。いくらプルトニウムを消化したくても、まさか英仏に多額の管理費払ってホッタラカス訳にはいかんのではないですか？
2：徒然人 :
2016/08/27 (Sat) 18:48:13: ・「放射線防御プロジェクト」については、知識不足で是非は判然としませんが、いくつか感想を述べます。

1 核被爆の緊急時に甲状腺を庇護するには安定化ヨウ素というヨードの塩を摂取しなければなりません。セシウムはカリウム補給によって体内停留を削減できます。ヨウ化カリウムが必要なのです。

2 昆布やワカメは放射性ヨウ素やセシウムを吸着したまま、検査をすり抜けて出回る可能性を否定できません。逆に体内被爆を促進しかねないのです。また、安定化ヨウ素の効果にはかないません。

3 下水処理場の汚泥から高線量が検出された地域は被爆地です。特に地表線量が高い場合、子供や妊婦はすぐに疎開すべきです。核種の物理的半減期ではなく、生理学的半減期を気にしなければなりません。風呂であったまるくらいなら、逃げるしかありません。

4 高圧洗浄や上下換土による除染には致命的な欠陥があります。表土剥離に変更し、汚染土壌を搬出しないと、地下汚染や水系汚染が拡大し、取り返しがつかなくなります。

5 海面魚類は汚染の状況が不明です。福島第一から大量の放水がなされ、大気中の核種も海面に漂着したからです。ストロンチウム対策にはカルシウム製剤が有効ですが、ビタミンDを含まない高純度の製剤が求められます。本来なら金属ストロンチウムや亜鉛を内服すべきですが、処方体制が整備されていません。